第98回 遅い曲のビブラート
2008年 12月 07日
本日のレッスンのメニューです。
- 運弓の基礎
「弓がスースーと言っている。きっちりとひっかけて弾かなくてないけません。」
ということで秘密の特訓?
バイオリンを軽くもって、G線に弓をあて、微妙にダウンアップを繰り返す。そのときにバイオリンが左右に揺れること。当然、弓を弦に押しつけてはいけません。そのときのぎりぎりがひっかけるということだそうです。職人の手さばき。難しい。
- セブシック Opus1 No.1
2ページ目の最初から2段ずつ。なるべく速く演奏するようにとのことでした。
- 音階練習(小野アンナ)
B mol。分散和音でつまずく。やり直し。
- カイザー27番
1小節ごとのスラーで演奏。5ポジションのでてくるところで、メタメタ。5ポジションはまだ覚えきっておりません。「弓は全弓を使うこと」がポイント。
- ビバルディ:RV317 第2楽章
ポジション移動と、トリルが課題の曲だと思っていたら、これはビブラートのための修行曲だったのですね。安定したビブラートをかけるとなると少しシンドイですね。曲が短いので暗譜です。
とにかく、A線のBb4とか、E線のFのビブラートは、ファーストポジションでは、1指になるのですが、この加減がいまいち不安定。幽霊ビブラートになったり、チリメンビブラートになったりです。
うまい人のビブラートをみると、指先の腹が指板にペタとつく感じになっているのですけど、ここまでのやわらかさが、今のところないですね。