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クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第70回 ドッペルへの道

レッスン終了後の美探先生との雑談のなかで、練習熱心なプロオケの話題になり、その中でも「宇宿 允人(うすき まさと)はすごいぞ。日本のトスカニーニだ。私の弟子も一緒にやっていたことがあるが、これはかなりすさまじい。」とのことでした。このマエストロは知っていたのですが、プログラムが保守的なので興味の対象外だったのですが、これほどおもしろい人だったとは。わくわくしますね。今度の8月には、ショスタコの5番をやるようなので丁度よい。クラシック最恐の世界を聴かせてもらうことにしますかね。

●リンク
宇宿 允人の世界
特集:宇宿 允人




本日のレッスンのメニューです。
  1. 指の練習
     パターンの練習。3度音階、D-mol 、Bb-Dur 2オクターブ。
    最近のレッスンでは、ボーイングの基礎の基礎を教えてもらうことが多くなってきたのですが、微妙な体の動かし方もあり、なかなか記述するのが難しいです。ボーイングに関しては、独習は無理というのは良くわかります。
     ここのところ、よくいわれているのが、弓と弦とのひっかかり度合いについてで、このひっかかりを正確に体験するために、弓をある持ち方に変更して弾いてみろとのことでやってみるとなるほど、これがひっかかりというものかということで納得。これを正規の持ち方にしたときに、このひっかりがないといけないということなのですが、これがなかなか難しい。

  2. カイザー22番
     「この曲に関しては、指弓だけでひくこと」という指示がありました。「あなたは、気分で指弓をやっている気になっているが、この右手を固定した場合、どうなるか弾いてごらん。」
     ということで、右手を先生に拘束されながら弾いてみると、ぜんぜん弾けない。なるほど、指弓とはこういうことかと納得。それにしも指弓養成ギブスなるものがあればほしいですね。

  3. ビバルディ:協奏曲 イ短調 第3楽章
     なんとか、仮免許のOKをもらう。中間部は特に難しく、まだ修行が必要でしょうね。

  4. バッハ:2台のバイオリンのための協奏曲 第1楽章
     ようやくドッペル・コンチェルトに突入。先生の模範演奏あり。なるべく元弓で弾く事と、8分音符は、すべて全弓で弾くようにとの指示がだされる。出だしを弾いてみるもののやはり、この曲は難しい。次回までにやれる部分は半分くらいですかね。仕上げのは、2ヶ月はかかるとみていますが、その間にゆっくり暗譜していきますか。
    「とにかくゆっくりと弾き、左手は覚えるようにして、右手に集中しなさい。」とのアドバイスをいただいております。


以上です。
by ralatalk | 2008-04-20 22:36 | パガニーニへの道