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クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

塩味のきいた名曲選200

本日の美探先生のレッスンのまえに、レッスン室の机に音楽の友の最新号が置いてあったのでぱらぱらとめくってみました。この雑誌は、特集がよかったら購入しているのですけど、今月のびっくりどっきり特集は、「これから聴きたい! オーケストラ名曲200」。いわゆる何ですか、定番の名曲選ということで、あまり期待せずに見ていたのですが、

「おお〜これは、名曲選なのに、私の知らない曲が4曲もあるではないか。しかも、おひざ元の武満で。なんですと。ファンタズマ/カントス??。なんじゃそれ。しかも名曲ですと。」
これにはとても大ショック。不意討ちの平手打ち。



これはいかんと早速、雑誌を購入しておきました。
ちなみにあと3曲は、コープランドの交響曲第3番とバレエ組曲アパラチアの春。グローフェの組曲「ミシシッピー」。憮然に唖然。猛者級マニアでも知っているのかなあ。このところはシリアス系マニアの人は意外と弱点かも。コープランド、グローフェを真剣に聴く人って今まで会ったことがないですからね。

ほんでもって、選曲をみていたのですけど、何かいつもと違って変なんですよね。

まずショスタコなんですけど、タコ食えば鐘が鳴る鳴る11番が名曲入りしていていとうれし。でも駄作として名高い12番もノミネート。逆に大傑作のチャカポコ兄弟、4番と15番がありませんし、タコヲタに超人気の10番も除外。10番はDSCHブランドの目玉商品のはず。いいのかこんなことして。13番と14番は演奏機会が少ないので仕方ないとしても、12番が名曲????。おまけにブラームスの二重協奏曲やベートーヴェンの三重協奏曲もあるし。これらは、今までその道の権威から駄作とされていたのでは? やってくれるじゃないの〜。確信犯ですなあ。駄作好きの私としてもニンヤリ。

ルトスワフスキのオケコン、ガーシュインのピアコンもノミネート。やるなあ。またまたニヤリ。ここで、トゥービンなんかもさりげなく入っていればさらに良いのですが。

他、プロコのバイオリン協奏曲1番やバッハのバイオリン協奏曲がないのに、プフィッツナーのバイオリン協奏曲がある。こんなの知っている人はほとんどいないでしょう。しかし、この曲は、名曲に値しますね。う〜む。やるな。音友リアリズム路線に異を唱える形式主義者達の反乱ですかな。粛正されないことを祈っております。

実におもしろい。レコ芸の特集では絶対にあり得ない、かなり塩味のきいた選曲。なんでこんな奇抜な選曲になっているのか、不思議に思っていたのですが、これからコンサートに取り上げられる曲から選曲してあるのですね。うむ、なるほど。武満を取りこぼすという大失態をやっている私としては、コンサートに行かんと行かんですなあ。
by ralatalk | 2008-03-09 01:18 | 音楽エッセイ