人気ブログランキング |

クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

弦斬り妖怪の正体を見たり

「ああ〜。やってしもうた。オリーブの金線が、2200円が〜〜」
どうやら、弦四郎丸がモノノ怪に取り憑かれたらしい。これで今月2回目。オリーブのE線はこれほど軟弱なのかと怒りが沸々。でもここで思いあたることが。モノノ怪を斬るには、以下のことが必要だと薬売りさんが言っていましたからね。
モノノ怪の形、モノノ怪の真(まこと)、モノノ怪の理(ことわり)

モノノ怪の形とは、弦斬り妖怪。
モノノ怪の真とは、事の有り様。つまり高価なオリーブ弦が斬られたこと。
モノノ怪の理とは、心の有り様。つまりメンテナンスを怠った怠け心。


妖怪は、オリーブ弦を餌にしているのか。だとしたらこれは困るということでオリーブ弦は使わないということにして、代わりの弦を探しに楽器店へいざ出陣。ベストのE線が見つかるまで帰宅しない覚悟にて出向く。



薬売りさん、いや楽器職人さんに、事の有り様を話すと、どうやらモノノ怪は、オリーブ弦の品質の悪さにあるのではなく、アジャスタとのこと。

ここで退魔の剣が鳴る。モノノ怪の形をみたり。

弦四郎丸のアジャスタはヒル型でフックが可動式。この可動部分が弦を斬ることがしばしばあるとのこと。これを稼働しないヒル型に変更することに。

b0046888_15133463.jpg


これで、モノノ怪の形と真と理がそろったので、職人さんにアジャスタを交換してもらう。アジャスタ交換は交換する付近(バイオリンの駒の付近)に柔らかな布を敷いてくれたのが印象的。やはり素人がやる仕事ではないのですね。

b0046888_1514055.jpg

でも、弦交換については、モノノ怪に2度、2200円を斬られているので、しばらくは使う気がしない。で、新たなE線を吟味することにしました。

現在、ADG線はインフェルド・レッドを張っており、E線の候補は、以下の通り。

×インフェルドレッドE線
今まで使った中で最悪のE線。音量はなく、開放弦がかすれるし、キンキンしているし、美探先生からも「こりゃいかんわ」と言われる始末。なのでポイ。

△インフェルドブルーE線
音量がもう少し欲しい。音も平凡なサラリーマンのような感じで、無難ではあるが、面白みに欠ける。却下。

○Corelli Alliance Vivace E線
力強い音。音的にはかなりソリスト向き。印象が良かったのですけど、他の弦との音量バランスが崩れるので却下。

◎ GoldenSpiral(ミディアム)
お店の職人さんの御薦め。ネットでの評判はあまり良くなかった気がしているのですが、張ってみるとなかなかヨロシイ。音が柔らかいのが特徴。音量的には、ほぼOKなのですが、もう少し音量が欲しい気もしたので、Heavyテンションの物も購入。

ということで、 GoldenSpiral(ミディアム)を現在張っております。
まあ、しかしこのアホな感想は、バイオリンによって大きく評価が異なるので、参考にしないように。インフェルドレッドE線も鳴る楽器はちゃんと鳴っていますからね。正しくは、楽器屋さんに自分の楽器を持ち込んでいろいろ試して、購入するのが良いでしょう。これだけ試して、弦交換もやってもらって、アジャスタ交換代込みで2,400円ですから安いものです。
b0046888_15141232.jpg

by ralatalk | 2007-08-26 15:21 | 楽器用小物