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クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

駄目駄目君の波形

自分の演奏をR-09に取り込んで、その駄目駄目君ぶりに、衝撃を受けたものの何回も聴いているうちに慣れてきました。そうして、冷静になってみると色々なことが見えてきました。私の弱点は以下の通り。

1.ボーイングの初速が遅い
2.音量の変化が雑
3.各弦による音量の違い
4.ある特定の音が強くなったり、弱くなったりしている。

こうしたことをさらに分析するために、DPに取り込んでみました。
その波形が以下の通りです。
これは、G調のドレミファソラシドを演奏したものです。
駄目駄目君の波形_b0046888_0294521.jpg

G線に比べてD線の各音が弱いです。

次にスッタカートでのGスケールでの2オクターブ上昇と下降です。2音ずつ刻んでいます。
こちらが上昇音形
駄目駄目君の波形_b0046888_0322881.jpg

こちらが下降音形
駄目駄目君の波形_b0046888_0332966.jpg


この波形をみると下降音形の方が音量がないことがわかります。またD線の音量が足りません。それと変なところでアクセントがついてしまっている音、上昇音形ではC音、下降音形では、B音があります。

これは演奏中に気が付いていないというお間抜けぶりですが、こうしたことを客観的にみれるので、録音してみるというのはかなり良い練習になりますね。

たまに先生が褒めてくれることがありますけど、これをみるとかなり酷い状態なので、もっとビシバシと手厳しくご指摘していただけるよう要望を出しておく必要がありますね。本当にもう一度基礎からしっかりやり直さねばいけません。ということでボーイング練習に時間を割く事にしました。
音量を一定に力強く、早い初速でということがテーマですかね。

3年くらいで結構弾けるようになると、甘く考えていましたけど、まだまだ、道は険しいですねえ。
by ralatalk | 2006-07-01 00:50 | バイオリン