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クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

音程と指の問題

練習に明け暮れていて休みの日などは9時間くらい練習。これは練習というよりも呪いのバイオリンで有名なチェリーニのバイオリンを弾かされているような状況ですなあ。とにかく弾いていてあれこれ試しているうちに時間がたっていくという感じです。
そんなこんなで、ついに左手の指が筋肉痛、物を持つのもビビっとくるようになってきて、これはやばい状況だなあと自分でも思ってきました。
おそらくは、これは無理のある弦の押さえ方に問題があるんだろうということで、いろいろと調べてみることにしました。

問題は、以下の通りです。

1.2指のポジションが一定しない。
 特に2と3が半音で下降音型のときに2が高めにつまり3側に引きずられてしまう。音程がずれているのがわかるので無理に2を1側にくっつけようとする結果、親指側に負担。

2.4指の音程が不安定

でどうすればよいかでいろいろ調べた結果、すごいサイトを発見。藤田将也さんの運営している「ヴァイオリンの部屋」にある「弾き方講座」にかなり詳しく書いてありました。この内容は、市販の本でもここまで詳しく書いていないくらいなので読んでいて感動しました。
手の形というのは、人それぞれでかなり違うので、なかなか理想的にはいかないもんなんですけど、どうすれば解決できるのか具体的に記述してあるところがすごいですね。
早速、試してみたところ、
1については、理想的な親指の位置を発見できたことによってほぼ解決。音程も安定してきました。また左手の筋肉痛もかなり解消されました。無理な弾き方は絶対に止めないといけないですよね。
2については、小指を鍛えることで解決するということで目下訓練中。これも良い方向にあるようです。

その他、指の角度と弦を押さえる強さを改善することによってレガートの区切り目がはっきりしてきました。なるほど、いろいろ考えながら弾かないといけないのですね。

あまり早くあれこれやるのは、百害あって1利も無しということがよくわかったので、もう一度、ヴァイオリン教本1巻の真ん中からじっくり練習することにしました。
by ralatalk | 2005-10-01 22:41 | バイオリン