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クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

新しい曲の構想

しばらくバイオリンの練習に夢中で作曲を中断したのですけど、そろそろ次の曲作りの方を進めて行こうかなと考えております。曲の構想はほぼ考えてあるのですが、問題は編成をどうするかということです。
今回は、コントラバスを使ってみたいと考えております。クラシック音楽には不思議とコンバスを使った室内楽が少ないのです。ジャズとかタンゴでは必須の楽器になっていて、リズム楽器として重要な役割を担うわけですけどね。

そこで、編成ですけど、どれがバランスが良いのかいろいろ悩んでいるわけです。

1.バイオリン、コンバス、ピアノ
2.バイオリン、クラリネット、ピアノ、コンバス
3.バイオリン2、クラリネット、ファゴット、コンバス

1はピアノ三重奏曲の変形です。普通はチェロなんですけど、バイオリンと対抗
するには、動きの配分が難しいし、また音色的に少し地味かな。

2は、メシアンの世の終わりのための四重奏曲の編成を少し変えた四重奏曲で、
音色的におもしろいかも。この場合は、クラリネットが主役になる感じですね。

3.バイオリンと木管を対抗させ、それを見守るコンバスという感じの五重奏曲
。これも今までにない形なのでおもしろそう。

 で実験的にどれも試してみたのですけど、どうもうまく響かない。響きが重くなりすぎるのです。非常に困っていたのですけど、困ったときにはラヴェル先生の曲を聴けということが作曲家としての知恵のようなので、探して見たところ「序奏とアレグロ」というハープとクラリネット、フルート、弦楽四重奏という編成の曲があり、これにピンとくるものがあり、この編成だと少し演出過剰になるので、これよりも編成を減らして、

バイオリン、クラリネット、チェロ、ハープという組み合わせでやってみるかなという感じです。今回はコントラバスは見送りでもう少し研究してからということにしますかね。
by ralatalk | 2005-09-29 00:03 | 作曲