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クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

作曲のためのツール

 現在、「ファゴットための絵巻物」という曲を製作中なのですが、これがなかなかはかどらなくてアップが遅れています。楽譜ソフトのシベリウスで打ち込んだ演奏をDPに移したときにどうしてもリズム感とか音の強弱が違うようになってしまい、それをDPで修正している最中にこれじゃ気に入らないということで書き直しすることもあって、随分時間が取られています。それとAltiverbがバージョンアップされたので、それで色々試しているのも要因かな。リバーブのプリセットによって随分と違った演奏に聴こえてしまうので、そこで試行錯誤しています。
 
 楽曲作りにはどの方法が良いのか、楽譜ソフト中心か、シーケンサーソフトか、はたまた手書きか、それぞれ一長一短があって判定が難しいですね。

1.楽譜ソフトの場合

 楽譜が見れる形であるので頭で作曲するにはこちらがよい。ただし、演奏表現で細かいことができないため、あとでシーケンサーに楽譜データをもっていって加工する必要がある。それにフレーズの途中でピチカートを入れるとかいったパッチチェンジができないのも不自由ですなあ。
それと、楽譜ソフトの場合、第一小節から最終小節までの連続して記述することになるので、途中でテイクをとっておいて後で差し替えたり、曲の構成パターンの組みなおしをする用途には向かないです。メモ機能みたいなものがあって、小節の途中にどんどんと挿入できるといい感じなんですけどなあ。

2.シーケンサーソフトの場合

 思いついたアイデアをどんどん打ち込んで、後から曲の構成を考えるということができるし、曲を演奏まで含めてトータルで完成できるという点でスピーディ。DPの場合は、フリーな手弾で入力しておいて、後から拍子を貼り付けるという芸当が簡単にできるので便利。これを利用するために私は、フリー演奏のためのMIDIトラックをいつも2~3トラック用意して製作しています。
 弱点としては、どうしても演奏中心の入力となるため、部分は良くとも曲全体の見通しが悪くなるということですかね。オーケストラの総譜のような状態でみれると良いのですが、これがなかなか簡単なようでいて難しい。
ここでいう総譜イメージとは、例えば、バイオリンのロングトーン、デタシェ、ピチカート、トレモロと4つのトラックに分けてあるものを一つの楽譜パートとしてみたいというイメージです。

3.手書き
 
 本当はこれが一番良いのかもしれないですね。アイデアを阻害しないというのが最も大きな利点です。なんせ手書きはバグがあってデータが台無しになることはありませんから。ただ演奏までのトータルでの作業効率はかなり落ちますね。

昨今のソフトは、多機能化して設定も複雑になってきているので、ちょっとしたアイデアをもとに手軽に曲が作りたいという要望からかなり遠くなっているような気がします。
例えば、iPODみたいな端末にUSB-MIDIキーボードが接続でき、1フレーズごとにストックできフレーズ名は自動付与。それらを結合して曲にできるとかいうのがほしいですなあ。結合する場合も自動トランスポート機能付きで調性も意識できるようになっているとなお良しです。
by ralatalk | 2005-05-24 12:49 | 音楽ソフト