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クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

モーツアルト バイオリン協奏曲第4番 予習

ようやく鈴木7巻が終わり、次は、モーツアルトのバイオリン協奏曲第4番をやってくるようにとのことで予習中。

それにしても難しい。何が難しいのか、以下に書いてみると、

  1. 音域が高い
  2. ボーイング多様で高度
  3. 半音階を含む微妙な音階
  4. トリルが多い

これにプラスして、ヨアヒムのカデンツアも弾いてくるようにとのことで、結構しんどいレッスンになりそうである。たぶん弾けるようになるには、1年はかかるのではないかと思う。

そういえば、某アマチュアオーケストラでは、この曲をノーミスで弾かないと入団させてもらえないというが、この曲をノーミスで弾けるのは、ほとんど職業音楽家を目指している人たちのことをいうのであろう。都内のアマチュアオーケストラでレベルの高さがわかるというものだ。




これが主題。いきなり高い音域ではじまるのと、多種多様なボーイング要求するモーツアルトらしい嫌らしい音符の並べ方である。この曲は、主題が出て来たときからずっと変奏されることが義務づけられている忙しい曲なので、旅から旅へと馬車から眺める風景のような感じがする。5曲ある協奏曲のなかで、もっともモーツアルトらしい曲なのかもしれない。

モーツアルト バイオリン協奏曲第4番 予習_b0046888_0115255.png

by ralatalk | 2012-08-20 00:17 | パガニーニへの道