クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

タグ:シューマン ( 2 ) タグの人気記事

本日は、かねてからロック・オンしていたバイオリニストであるイザベル・ファウストのコンサートに行ってきました。

彼女の演奏に興味をもったのが、 NHKのクラシック倶楽部という番組での演奏聴いたときから。私はバイオリニストが登場する番組はほとんど録画しています。かなりの数になるため、聴くのが大変だと思うかもしれませんが、最初の5分くらい聴いて、駄目だと思ったらその番組は削除するので、それほど大変なことではないのです。でも、たまに最後まで聴きたいと思う演奏家もいるわけで、その数少ない演奏家の一人がイザベル・ファウストだったのです。

 彼女の特徴は、昨今流行の古楽奏法を基調とした誠実かつその面白みを説く演奏にあると思っていましたが、今回のコンサートは、別の面を聴かせてもらい、それに感動したわけです。


第691回定期演奏会 Bシリーズ(12/18)

会場:サントリーホール
指揮:ジェイムズ・デプリースト
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

* シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
* ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調



More
[PR]
by ralatalk | 2009-12-19 00:04 | コンサート
シューマン編曲のバッハの無伴奏バイオリンソナタに関しては、ちょっと気になっていて調べている最中に、おもしろいサイトを見つけました。

SEEDSさんが運営しているサイトで、SEEDS ON WHITESNOW。
クラシック音楽をピリオド・アプローチ(古楽)で巡る文章を中心に、「目から鱗」を求めて逡巡していますとのことです。

この中のページの「バッハ無伴奏ヴァイオリン作品について考えたこと(上)-シューマン、ヨアヒムそして-」ですが、これが私が知りたかったことです。ヨアヒムの記事もとてもおもしろいですね。
 紹介されているCDについては、機会があれば聴いてみますかね。

で、なかなか感心してしまったので、他の部分も読んでいると
レコード芸術を軸に雑誌メディアのあり方を考えてみる」という記事をみつけました。なるほどクラシック界の現状をよく分析していてなかなか面白い記事ですね。共感できる部分が多いです。

そもそも安くて質の高いCDがいくらでも手に入り、インターネットを使って世界中の音源ソースを拾えるようになっているので、従来の音楽評論家という存在は、ほとんど無意味になっているし、専門的に調べているクラシック愛好家の人達の方が音楽に対する理解も深いし、何より音楽を愛しているので文章を読んでいて楽しいですね。

こうした意味で、そろそろ音楽評論家というのは、歴史的役割を終えているのかもしれません。でも相変わらず、下品な演奏の聴き比べに熱中している人も多いみたいですけど、私なんかからすると、演奏が誰々より誰々の方がうまかったとか、音楽的に深みがあるみたいなことはどうでもいいことで、演奏に疑問があるのならまず楽譜をみて、どうしてそういう表現をするのかというようなことを、考えてみることにしています。優秀な演奏家は音楽の中で仕掛けをたくさん作っているものなので、このところに気づくことがおもしろいことなのです。
 最近、私は、ミルシティン演奏のバッハの無伴奏バイオリンを楽譜みながら聴いていますけど、ミルシティンが如何に楽譜を読んでいるか、テンポ、フレージング、イントネーション、音色、重音奏法のすべてに細かい工夫がされていることに気づき、驚嘆しているわけなんですけど、こうしたところをバイオリン奏法の歴史をふまえて音楽評論家に紹介してもらえるとありがたいのですけどね。アート・オブ・バイオリンという海外のドキュメンタリでは、このところをみごとに紹介してくれていましたけど。

 残念ながら音楽を聴くだけの音楽評論家さんに、ここまで要求するのは過酷だとわかっているので、せめて世界中の未知の作曲家の未知なる曲を一つでも多く紹介してくださることに期待するのですが、時代が読めていない編集者の責任もあるのでしょけど、もうそろそろ名曲100選なんていう安易な企画は止めにしてもらいたいもんですよね。
 やるなら「忘れ去られた名曲100選」というようなロマンチックなエピソードも交えてやるとか、地域限定で「ハンガリー、ルーマニア音楽の100選」とか「ファゴットの名曲100選」とか、もっと絞ってやってほしいところなんですけどね。

まあ、無理ですかね.....。
[PR]
by ralatalk | 2006-01-28 01:04 | 音楽エッセイ