クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

タグ:イザイ ( 6 ) タグの人気記事

発表会総括(その2)

今回はの発表会で、すばらしい演奏が3つありました。
ひとつは、イザイの無伴奏ソナタの2番。
二つ目は、プロコフィエフのバイオリン協奏曲第2番から1楽章。
三つめは、ラヴェル先生のツィンガーヌ。これはプロの演奏。

楽屋裏にて、イザイの若者が、女流プロに何やら質問しておりましたので、すぐさまその横に行き話を聞かせてもらいました。どうやら、イザイの冒頭の出だしをどういう風に演奏すればよいのか尋ねておられたようです。イザイの若者は、美探先生からイザイは響きの音楽だ、もっと響かせるボーイングをせよとの課題が与えられているようです。

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by ralatalk | 2009-06-05 12:35 | パガニーニへの道

巨匠への布石

本日、ヒラリー・ハーンとジョシュ・リッターのコラボ・コンサートへ行ってきました。
どんな、バトルが始まるのかワクワクしていたのですが、フタをあけてビックリです。文章ではうまくかけないので、脳内イメージを示します。

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by ralatalk | 2009-01-08 00:26 | コンサート

曲の編成ようやく決まる

 現在、「カンディンスキーのロンド」という曲に取り組んでおりますが、ようやく2楽章のオーケストレーションができました。今回のこの曲に関しては、当初、クラリネットとコントラバス、ピアノの三重奏にしようとしたのですが、曲の構想が、もっと大きな編成を要求していることに気付き、試行錯誤の結果、ようやくフルート、クラリネット、ホルン、弦楽四重奏、コントラバスという8重奏曲に落ち着きました。
まあ、ここまでの規模になるとオーケストラ曲にした方が楽なんですけど、オーケストラにすると音楽の密度が薄くなる気がして、より個々のプレイヤーの濃密な個性というのを重視ということで室内楽にすることにしました。最後まで悩んだのが、ハープを入れるかどうかだったのですが、ハープを入れることによって音色のバリエーションが増えるのは良いとして、どこか音楽に誤魔化しが入るような気がします。本当はもっと楽器を削減したかったのですが、個々の持ち味を生かすには、これが最小限の編成なのでしょうね。目指す作曲家はウジェーヌ・イザイ。一本のバイオリンでものすごい曲を書いているので、ここまでの曲のレベルには、到達しそうにないですが、彼の音楽にある深い所に少しでも近いところに行けたならという想いで作っています。

まあ、それにしてもしばらく大規模な編成を書いていなかったので、感覚が鈍っていました。オーケストラのスコアは良く見ていたのですけど、やはり自分で組んでみないと駄目ですね。

 8重奏曲というのは、一種のオーケストラでもあり、室内楽でもあり、各楽器間のバランス感覚が非常に微妙。8種類の楽器のパレットしかないと考えるか、8種類もあると考えるのか、パズルのような感覚ですね。
 ここで打楽器を入れたいとか、ハープを入れたいとかの要求は個々にあるのですけどこれをあえて他の楽器で代用するという、節約精神もなかなか悪くはないです。

 取りあえず、4分くらいの曲ですが、久しぶりにオーケストラ・趣味レーションしてみますかね。
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by ralatalk | 2006-06-26 01:25 | 作曲
あるテレビ番組で、ある若い日本のバイオリニストのインタビューとイザイの無伴奏バイオリンソナタの三番の演奏がありました。

で、聴いてみた感想は、??でした。

確かに技術的な面は良しとして、音楽の中身が「空ぽ」ではないかという疑問。

なんかお稽古で先生に見てもらうという演奏で、観衆をまったく意識していない演奏。びくびくしていて音楽に訴える力というものがありません。

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by ralatalk | 2006-04-10 18:08 | 音楽エッセイ
最近、バッハの無伴奏バイオリンソナタの史実について調べていて、ウィキペディアの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータの記述が少し気になっています。ウィキペディアは、その道を極めつくした偉大な学者さん(?)が書いていらっしゃるのでしょうから、私のような無知な輩が指摘するのは、神をも畏れぬ冒涜なのでしょうけど、勇気をもって指摘させていただきます。

1.イザイの無伴奏ソナタの第7番ではパルティータ第3番の引用が多く盛り込まれ

パルティータ第3番を流用しているのは、イザイの無伴奏ソナタの第2番の方ではないでしょうか。イザイの無伴奏ソナタの第7番がもし存在するならば是非とも聴いてみたいです。またどのバイオリニストに献呈されたのか気になります。

2.ロマン派の時代にはメンデルスゾーン、シューマンはこのパルティータ第3番の終曲「シャコンヌ」に感銘を受け、ピアノ伴奏譜を作成している。しかしせっかくの無伴奏ヴァイオリン曲にピアノ伴奏を付けるという発想は当初のバッハの意図を理解しているとは言いがたく、現在そのピアノ伴奏付きによる演奏が行われることはまずない。

パルティータ第3番の終曲「シャコンヌ」というのはパルティータ第2番の誤記と思います。問題は、「当初のバッハの意図を理解しているとは言いがたく」と気持ちよく断罪されている個所でありますが、情状酌量の余地はありそうです。
ここでメンデルスゾーン、シューマンを弁護しておきます。

 ロマン派の時代において、バッハは、忘れられた存在になりかかっていたのですが、これを復活させたメンデルスゾーンの功績は大きいものです。クラシック音楽の究極中の究極曲とされるマタイ受難曲を復活させたもの彼の偉大な功績です。
 さて、無伴奏バイオリンソナタとパルティータですけど、メンデルスゾーンは最初、オリジナルな演奏形態で再演しようと考えて、友人のバイオリニストのフェルディナント・ダーヴィットに演奏を頼みます。しかし、当時、リサイタルにおいて無伴奏でバイオリンを演奏するというのはとんでもないこととして、拒否されてしまいます。これを何とか説得するために、メンデルスゾーンはシャコンヌにピアノ伴奏を付けて演奏するアイデアを思いつき実行します。
 そしてこの演奏を聴いて、シューマンが大感激し、この曲のすべてにピアノ伴奏を付けました。この演奏形態がうけて、この曲が評価され普及されるきっかけになりました。

その後、ブラームスのマブ友のヨアヒムが、この曲をオリジナルの無伴奏で演奏、積極的にプログラムに組み込んでこの曲の普及に努めます。また、1892年頃にバッハのオリジナル自筆譜が発見されまして、ヨアヒムが今まであった写本の中の恣意的解釈や間違いを訂正したヨアヒム版を作成することになります。ヨアヒム版はヨアヒムの死後、出版されることになりますが、これ以降、徐々に認知され無伴奏での演奏機会が増えていきます。

 結論的には、橋渡しを「バッハの意図を理解しつつ」確信犯的にメンデルスゾーン、シューマンがやったわけで、このおかげで無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータは普及したのでありますので、情状酌量の余地が大いにあると思います。どうか両名に代わり減刑をお願いいたします。

参考資料:「ヴァイオリンを読む本」ヤマハ
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by ralatalk | 2006-01-18 12:46 | バイオリン
バイオリンの世界では超有名曲なんですけど、恥ずかしながらイザイの無伴奏バイオリンソナタを聴いてみました。

曲目は以下の通り。

ソナタ1番 ト短調
ソナタ2番 イ短調
ソナタ3番 ニ短調 バラード
ソナタ4番 ホ短調
ソナタ5番 ト長調
ソナタ6番 ホ長調

バイオリン:イリヤ・カーラー

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by ralatalk | 2005-09-23 00:26 | 音楽エッセイ