クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

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「ああ〜。やってしもうた。オリーブの金線が、2200円が〜〜」
どうやら、弦四郎丸がモノノ怪に取り憑かれたらしい。これで今月2回目。オリーブのE線はこれほど軟弱なのかと怒りが沸々。でもここで思いあたることが。モノノ怪を斬るには、以下のことが必要だと薬売りさんが言っていましたからね。
モノノ怪の形、モノノ怪の真(まこと)、モノノ怪の理(ことわり)

モノノ怪の形とは、弦斬り妖怪。
モノノ怪の真とは、事の有り様。つまり高価なオリーブ弦が斬られたこと。
モノノ怪の理とは、心の有り様。つまりメンテナンスを怠った怠け心。


妖怪は、オリーブ弦を餌にしているのか。だとしたらこれは困るということでオリーブ弦は使わないということにして、代わりの弦を探しに楽器店へいざ出陣。ベストのE線が見つかるまで帰宅しない覚悟にて出向く。

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by ralatalk | 2007-08-26 15:21 | 楽器用小物
本日も暑かったのですが、元気いっぱいレッスンです。

最近、弦をオリーブからインフェルド・レッドに交換したときから、急に楽器が鳴り出して来た感じがしていたのですが、本日、レッスンが終わった後で、美探先生から
「楽器が良く鳴り出してきた。ボーイングも良くなって来ている。後は左手の脱力だなあ」とのお言葉をいただいてなるほど、これは気のせいではなさそうだということでほんの少しうれしくなりました。

美探先生、今日はとてもご機嫌よろしく雑談など。最近、中学生のお弟子さんにバイオリン選んで来たとのこと。先生は、楽器商のご友人がいるそうで、中国から安い楽器を見せてもらい。その性能の高さにかなりびっくりしたご様子。

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by ralatalk | 2007-08-25 19:23 | パガニーニへの道

母からの依頼

何でもない一言が、とてもうれしかったりする瞬間。
今日、その訪れがありました。
母親から電話があり、その会話の中で、
「今度、帰ってきたときに、ユーモレスクを弾いてほしいのんやけど、あんた弾けんの?」
とのこと。この一言には、非常にびっくり。
母は、演歌やよさこい節などのお祭り音楽が専門で、クラシックは嫌いではないけれども曲名や作曲家に関しては、ぜんぜん覚える気がなかった人なので、この曲名が口から出たとたんに大変びっくりしました。

「いったい、どこで覚えてきたんやろうか。」

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by ralatalk | 2007-08-15 00:52 | 音楽エッセイ

松村禎三氏、ご逝去

 松村禎三氏がご逝去なされたことを知りました。かなり闘病生活が長く、いつかはこのときが来ると予感はしていたのですけど、いざそのことを知らされて、ショックでほとんど一日中、ぼっとしておりました。ただ、よかったのが訃報を知ったのがバイオリンのレッスンが終わった後だったので、レッスンの前だと休んでいたかもしれません。

 松村禎三氏は、私のなかでは日本音楽史上で最高の作曲家。一作品に自分の持つすべてのものを容赦なく注ぎ込むという壮絶な作曲法、その姿勢、芸術家としてかくあるべしという生きる手本として最も尊敬していた人であるので、やはり亡くなられてしまったショックは、大きいし、松村氏を越えるレベルにある日本の若手作曲家は、今のところ皆無なのもとても悲しい。もちろん才能を感じる人は何人かはいるのですけど、人生の大きな苦難とか試練とかをくぐってこなければ、芸術の卵はうまく孵らないのかもしれません。

技法が斬新だとか、意表をつく作品、難しい用語をちりばめた似非哲学を気取った作品は結構あるのですけど、作曲家自身がそうした世界に入り込んでいなければ、まったく説得力がないし、聴衆を感動させることはないのです。21世紀にも天才を気取る前衛作曲家はたくさんいても、バルトーク、シェーンベルク、ショスタコービッチ、オネゲル、リリ・ブーランジェの表現する多元的な深遠の世界に到達できている作品はほとんどないのが実情。ましてやバッハの深遠は更に遠いですからね。

 その点、松村氏は、何度か死にかけていますからね。まったく説得力が違います。その死の淵を見つめつつ、生きようとする強靭な意思の力が、作品の本質。執拗なオスティナートは、生命の蠢きを表すのですね。寡作家ということもあって、その生涯に駄作なしです。数では及びませんが、その作品の質でショスタコービッチに匹敵できる作品を残すことのできた偉大な作曲家に、心からのご冥福をお祈りいたします。
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by ralatalk | 2007-08-12 23:31 | 音楽エッセイ

第42回 リズムを正確に

本日は、とても暑い日。
美探先生の家と私のマンションの距離は、自転車で25分程。この距離がとても長く感じました。自分が暑いというよりも、背中に背負っている弦四郎丸が心配。クレモナ製ということもあって、ニスがとてもデリケートなのです。ニスが剥がれても修理はできるのですけど、修理代と修理期間もそれなりに必要ですからね。

今回は、弦も新調して、レッスンに。張り替えた弦は、E,Aが話題のパッシオーネ。DとGがインフェルド・レッド。気になる点は、E線のパッシオーネ。音質と音量はとても良いのですが、よく音がかすれるのですね。かすれるのは、腕が悪いからだというのが、美探先生の教えですが、先生に弾いてもらっても、かすれる傾向はあるようで、E線は変更することにしました。

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by ralatalk | 2007-08-11 22:23 | パガニーニへの道

第41回 特訓の成果

本日のレッスンでは、特訓の成果があったのか、カイザーもバッハも何とかクリアーしました。録音しながらの練習は相当効果ありですね。
自分でも気がついていない不要なアクセントとか、テンポのゆらぎとか、恥ずかしくなるくらいよくわかります。課題のスタッカートにしてもアタックのタイミングが後ろにずれていることと、力の抜きを即座にやらないと音が膨らんでしまうというのがよくわかって、この部分を徹底的に直しておきました。まだ、弦の上で弓を雑音なく止めるというのは、まだできていないのですけど、今後の練習課題ですね。

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by ralatalk | 2007-08-04 17:30 | パガニーニへの道