クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

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第22回 自分の音を聴け

 リュリのガボットは余裕。ベートーヴェンのメヌエットはまずまず。カイザー10番は苦戦中といった状況で、レッスンに出かけたのですが、結果は、リュリのガボットはやり直し。テンポがゆれているという点と、スタッカートの切れが悪いとのこと。家に帰って、R-09に録音して、自分の演奏を聴いてみると、なるほどという感じでした。スタッカートにするのに注意がいってしまい、その部分でテンポが遅くなったり、速くなったり。こりゃひどいです。早速、補強練習をしなくてはなりませんね。

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by ralatalk | 2007-02-27 22:55 | パガニーニへの道
美探先生から、レッスンの前に
「ららトーク君。君はオーディオには詳しいのかね。」
「今はやってませんが、昔は興味がありました。」
「そうかね。ではこんなメーカーとか知っている?」といろいろと質問されたのですが、まあほとんど回答できたので、先生の目がきらりと光って、曰く。
「今度レッスン室を拡張し、そこにオーディオセットを置くつもりだ。最近のお子様達は音楽を聴かずにバイオリンを弾くので困ったものだ。レッスンの合間に聴かせて興味をもってもらうようにする。またミニ発表会もしたい。ついては、オーディオが古くなって来たので新しくしたいので選んで来てくれないか。」
「では先生、お子様用という考えで良いのですか?」
「いやいや、それは建前であって、自分が聴きたいのですよ。ほらこんなにレコードがあるんだよ。」
ということでした。先生の宅にあるオーディオ装置は、古いですが、かなり良いものなのです。
「どの程度のご予算で行きますかね。」と尋ねると
「わからん。とにかく音が良いもので、かつコストパフォーマンスも良いものを頼みます。」
とのことでした。予算が決まっていないこの手の依頼は、少し困りものですが、バイオリンの音を忠実に再現できるレベルということで的を絞って、秋葉原にオーディオセットの調査に行きました。それにしても2ヶ月くらいの間に町並みが随分と変っていますね。相変わらずこの町はビックリさせられるものがあります。

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by ralatalk | 2007-02-25 23:48 | 音楽エッセイ
「臨時記号が何故つくのか」について記述します。今回の内容は、音楽の勉強をしていないと、少し難しいかもしれませんので、わからなければ、この回は、読み飛ばしておいても良いです。では、話をすることにします。

臨時記号というのは、今現在使っている調で、都合が悪くなった場合に出現するのだと考えてみると、以下の場合が考えられます。

  1. 借用和音の利用
  2. 非和声音の利用(刺繍音、経過音、倚音など)
  3. 短調への変化
  4. 転調した場合
  5. 減7和音の利用(エンハーモニックチェンジ)
  6. 和音の変質(増音程和音、減音程和音、ナポリ、ドリア)
  7. 特別な音階(半音階、5音階、各種民族音楽音階、メシアンの音階 等)
  8. 多調性、複調性
  9. 特殊和音(4度堆積和音、神秘和音 等)
  10. 現代音楽の技法(12音、セリー、トーンクラスター、確率・統計技法)
他にも、いろいろとある思いますが、説明していくと和声法の本が作れてしまうくらいになりそうなので、移動ドの読み方で重要な1と2だけにしますね。3についても、重要ですが、これは、3は別途の機会に説明します。

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by ralatalk | 2007-02-24 12:53 | 移動ド
移動ドに関連する書物をみると、一つの長調だけで作られている曲を例にあげて解説している場合が多いのですが、実際の楽曲では、そのようなことはほとんどありません。作曲家によって、メロディは和声、旋律的な創意工夫がされているので、その結果として♯や♭などの臨時記号が入ってくるからです。

以下にベートーヴェンのメヌエットを掲載します。
この曲は、ト長調ではありますが、あちらこちらに♯記号が入っています。
b0046888_023755.jpg

「臨時記号がなぜ付くのか、演奏家ならその意味を考えて演奏すべきです。」
と、偉そうに言える立場でもないのですが、移動ドで読むには、楽曲の意味を考える必要性が出てきます。この意味については、次の回で解説することにして、まずは移動ドの読み方から。

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by ralatalk | 2007-02-21 00:03 | 移動ド

深井史郎 作品展

戦前の作曲家で超大物の一人、深井史郎の演奏会があるらしいので、早速チケットを予約しておきました。日本の歴史に新たな1ページという感じですかね。楽しみです。
オーケストラ・ニッポニカ第11回演奏会
「深井史郎 作品展」 生誕100年記念
2007年3月25日(日)14時30分開演
東京・紀尾井ホール 料金3000円 (全席指定)

パロディ的な四楽章 《オリジナル版》 (1936)
十三人の奏者のためのディヴェルティスマン —宮沢賢治の童話による— (1955)
カンタータ「平和への祈り」(大木惇夫作詞) (1949)
独唱 星川美保子(Soprano) 穴澤ゆう子(Alto)
谷口洋介(Tenore) 浦野智行(Baritone)
合唱 東京クラシカルシンガーズ(合唱指揮:坂本徹)
指揮者 本名 徹次(ニッポニカ音楽監督)
管弦楽 オーケストラ・ニッポニカ

深井史郎については、オーケストラ・ニッポニカのサイトに我が国、最高の音楽評論家である片山先生の文章がありますね。

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by ralatalk | 2007-02-19 22:32 | コンサート
本日のレッスンの前に、美探先生からお言葉を頂きました。

「ビーバーの曲、聴きましたよ。久しぶりに聴きごたえする曲を聴かせてもらった。最近、若い連中からビーバーの名を聞く事が多くなったが、これは本物だ。まだ、しばらく貸してもらっていて良いかね。」
「もちろんです。いつでもお好きなときに返却してください。」
「次は、どの曲にするか。推薦曲はあるのかね。」
「次はブロッホのバイオリン・ソナタ第2番、ハイフェッツの演奏でお持ちします。この曲は、20世紀に書かれたバイオリン曲のなかでも最高傑作の一つです。」
「ブロッホか。やったような気もするが忘れた。ではお願いします。」

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by ralatalk | 2007-02-18 23:33 | パガニーニへの道
前回は、長調の音階について触れておきました。今回は、長調の特性について書いていこうと思います。

長調の音階というのは、階名でドレミファソラシドです。ドレミファソラシドの
音程について着目してみると以下のようになります。
ド→→レ→→ミ→ファ→→ソ→→ラ→→シ→ド
※ここでは→を半音とします。

ここで注目は、階名でシ→ドの半音の関係です。このシは専門用語で導音、ドを主音と呼びます。実は、この導音と主音の連結は、調を決定する大事な役割を担います。もう少し詳しく説明すると、ドミナントとトニカの連結によって調を決定することができるのです。

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by ralatalk | 2007-02-17 01:08 | 移動ド
まず移動ドという言葉の前に知っておくことは、音名と階名の違いです。
楽典の基礎なんですけど、意外に知らないというか勘違いしている人も多いのでびっくりします。この区別ができていないと移動ド読みをするときに混乱するのです。

音名は、その名の通り、音の絶対的な高さを表す用語です。
階名は、相対的な音の高さを表す用語です。


と言っても理解してもらえないでしょうから、例をあげてみます。

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by ralatalk | 2007-02-14 00:31 | 移動ド
最近、このブログに来ている人は、かなりの数になっており常時、100人以上、多いときで300人を越しています。「一体、何故に?」と不思議に思っております。ブログということで、日記的に自由に書いてあって、間違っていることも平気で書いているのですけど、間違いもまた履歴として、当時の私はこんなことを考えていたのかとわかるので面白いのですが、これだけの人が来ていますので、少しは役に立つことを記述してみるかと思っております。テーマは、「移動ド」です。このキーワードで検索をかけて来る人が多いというのがその理由です。

それと移動ドについては、適当に書き過ぎていたので、少し良心が痛むところがあります。で少しまじめに書いておきます。

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by ralatalk | 2007-02-13 01:07 | 移動ド
本日のレッスンの前に、美探先生からCDを返却してもらいました。ハイフェッツ演奏のブルッフの協奏曲第二番です。
「ハイフェッツの演奏はやはり最高だね。吸込まれそうな美しさです。君の言っていたブルッフの二番のコンチェルト、研究してみるか。」
と言って頂きました。誠に光栄。
今度は、
「この時代の秘曲中の秘曲です。」
とビーバーのロザリオソナタのCDを差し出しておいたところ、美探先生は大いに喜んで曰く、
「秘曲!?門外不出なのか!こういった秘曲は邦楽には多いらしいね。」(笑)
ジャケットの中身をお見せして、この曲のいきさつを説明したところ、
「すごいね。さっそく聴いてみることにします。」
とのこと。
この曲には、熱烈なファーンがたくさんいるので、以下リンクしておきますね。
  1. アリアCDの中の記事
  2. ゆきのじょうさんの記事


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by ralatalk | 2007-02-10 15:18