クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

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とある漫画の侑子さんによると
「願いをかなえるには、それに見合った対価が必要よ。それは多すぎてもいけないし、少なすぎていけないものよ。」ということで、
3週間もバイオリンを貸してもらった外人さんには、どういう対価がふさわしいのか、色々考えてみていろいろ提案してみました。「バイオリン弦セット」「商品券」など。でも外人さんは、何も必要はないということだったので、上記の侑子さんネタからアレンジして、
「日本では、誰かに何かをしてもらったときに、かならずお返しをしなければ、不幸になってしまうという言い伝えがあります。」と言うと、やけにその言葉が気に入ったみたいで、しばらく「う〜ん」と考えて、
「リムスキー=コルサコフの管弦楽法の英語版」というご回答でした。いろいろ話を聞いてみると、この人は、カバレフスキーに音楽を教えてもらったことがあり、そのなかで興味があった題材が、この管弦楽法ということです。

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by ralatalk | 2006-07-31 00:12 | 音楽エッセイ
本日、弦四郎丸が退院しました。
予想以上の入院期間でしたが、名医イエレ先生は完璧に仕上げてくれました。
弦四郎丸は貫禄が付加されて戻ってきたような感じです。

以下が、ニスが剥がれてしまったところです。
こちら側が剥がれてしまったのですけど、修正跡がわかりません。

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こちらがその反対側。

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ついでに裏側のネックとの接合部分の付近もニスの剥がれがあったということで修正していただきました。こちらも修正跡がわからないと思います。

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さすが、凄腕職人。他も細かく修正されているようです。今は、弓の方が本職ですけど、バイオリン職人でもあるとことらしいです。イルマスさん曰く、「彼は普通の職人ではわからないところも見えている。」とのことです。

ちなみに別件ですけど、私の先生も最近、イエレさんから弓を購入したらしく、やはりすばらしく良い弓をたくさんもっていらっしゃったのこと。
「演奏者が好む弓を見つけるのが私のポリシー」とおっしゃっていました。

さて、弦四郎丸が戻ってきてくれたことは、何よりもうれしいのですが、外人さんから借りていたスーパー鈴木バイオリンを返却することになりました。なごりおしいのでお写真を取っておきました。主人に愛されている楽器は神々しいものですね。
少しほろりとしてしまいました。

●ツーショット・バイオリン

バイオリンは光の加減で随分と色が変わります。実際の弦四郎丸は、もう少し明るい色です。スーパー鈴木バイオリンの方は、もう少しオレンジ色ですかね。

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こちらは裏側ツーショット
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by ralatalk | 2006-07-29 18:50 | バイオリン
画の組曲の第二曲「2つの四角形」という曲をヤマハ・ミュジック・イー・クラブの方にアップしました。

●アップ先はここをクリック

曲の解説に関しては、別の機会にやるとして、今回、気になっている点が、本サイトの「ミッドラジオプレーヤ」の音質ですけど、製作したもの随分と違う感じがしているのですよね。心配になって、ダウンロードして、iTuneで聴いてみたところ、こちらの方が合っていますね。
同じMP3プレイヤーといっても随分と音質差があるようで、「ミッドラジオプレーヤ」にはコンプレッサーがかかった感じがしています。

また今回は、とりあえずアップしてみたという感じの出来で、あまり自分としては納得できていないので、次回、第一曲をアップするタイミングで修正することにします。
毎度ことながら、後から悪い個所に気付くことが多いので困ったものです。おそらく製作中は、耳が麻痺しているのかもしれません。後から冷静になって聴くとがっかりです。

できることなら、製作者の自分と、聴く側の自分と完全に分けることができれば、良いのですがね。特に自作を作るときの製作者としての自分は、まったくもって甘すぎますなあ。早く作り上げたいという気持ちを押さえていかないとね。

アップを取り消しても良いのですけど、戒めのためにしばらく置いておくことにします。
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by ralatalk | 2006-07-28 12:59 | 作曲

ハモンの定期演奏会

東京芸術劇場でアマチュアオーケストラのハモンの演奏会に行って来ました。

曲目は以下の通り。

オーケストラハモン 第15回定期演奏会

日時:2006年7月23日(日)
指揮:今井治人
曲目:
R.ワーグナー/楽劇「神々の黄昏」より抜粋
R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」

前回、初めて聴いたときは、金管楽器の圧倒的音量にびっくりしたのですが、今回は、随分と大人しくなったものだというのが第一印象です。それでも普通のオケよりはパワーはあり余っているのですけどね。

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by ralatalk | 2006-07-24 18:08 | コンサート

Double(ドゥブル)

カンディンスキーのロンドという八重奏曲を作曲中だったのですが、この曲は組曲にしようと考えておりまして、その2曲目にあたる。「ホルンのドゥブル」がようやく完成し、公開できそうです。
 まあ、八重奏曲というのは、一種のオーケストラですね。ほとんど交響曲のような音色豊な響きになっています。特にホルン、クラリネット、フルートというのは相性が抜群に良いですね。当初、ホルンを入れるのは、少し躊躇していたのですけど、この楽器を入れたことによって、曲に力が湧き立つといった感じです。

 Synful も久々に使ってみましたが、作曲のスケッチをするには、現在最強のツールですね。サンプラーだと、こまかなニュアンスを出すために音色切り替えを頻繁にやったり、場合によっては複数のトラックを当てたりする必要があり、このために楽曲を分断してしまうので、楽曲の見通しが悪くなってしまっていたのですけれど、Synfulではそういったことは無いので、オーケストレーションが楽譜と1対1になり使い易いです。

後は、ピチカートとかスル・ポンとかの音色の追加があれば、ほぼ良いかなあと。
解決できない問題としては、「Delay for Expression」を使ったときの1秒遅延の問題があるんですけど、まあこれは、それ程、深刻には考えていません。DPだとシフト機能で直ぐに直せますからね。他のシーケンサーだと辛いかもしれませんが。

むしろ問題がありなのは、楽器によっては「Delay for Expression」の効果がうまくいかないということがあって、例えば、クラリネットにかけるとポルタメントがかかり過ぎて「ふにゃふにゃ」となってしまいます。フルートも良くなる場合と悪くなる場合が、半々くらいですかね。こちらは、テルミンみたいなレガートになるときがあるので、「それはちょっと違うぞ」と。ホルンはなかなか良いのですけど、ある音程で音量のバランスがおかしくなる部分があって、これはバグとして報告しておかないとね。

以上、こんなところですかね。
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by ralatalk | 2006-07-18 01:17 | 作曲

トニカとシノクサ

借して頂いているバイオリン君に張ってあったのが、GとA線がトニカ、D線がシノクサでE線はちょっと不明。このシノクサとトニカが、なかなか良い音で今度、使ってみようかなあと思っています。両方ともメジャーな弦らしいのですけど、トニカのプロトタイプがシノクサということらしいのです。音の傾向は良く似ていて音量があり、少しざらざら感のある音色に特徴があります。

 と考えていたにもかかわらず、この弦のメーカーであるピアストロが8月に弦の値上げを実施するらしいのです。店頭でどのくらい価格が上がるのかが、まだはっきりしていませんけど、定価ベースで2割増しといったところのようです。
ピアストロの製品としては、ガット弦のオリーブ、オイドクサ、ゴールド、ナイロン弦のエヴァ・ピラッツィ、オブリガート、トニカ、シノクサ等がありますけど、私の好みのストライクゾーンにすべて入っているので、困ったもんですね。

 それにしてもいきなり2割増しだと痛いですね。ライバル社のトーマスティック社も既に値上げしているみたいだし。
ドミナントで7,245円で、Visionが6,195円 。なんか良く分らん価格設定ですね。 ドミナントをもう売りたくないのかなあ。ドミナントで6000円も出すのであれば、他の弦にした方が良い感じがします。

 もう少し弦を研究して、この2社以外の製品も考えてみますかね。
今張ってあるロイヤル・オークは、価格も安いし音もまずまず。次の購入候補のラーセンも良さげですね。まあこの世界は、3割、4割は当たり前なので、定価との乖離がどれだけあるのか、良く分らないところですが、他社にとってはチャンス到来。「応援しまっせ」といったところです。
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by ralatalk | 2006-07-18 00:44 | 楽器用小物
本日、バイオリンをある外人さんからお借りしました。

本当に親切な方で、「もしよかったら仕事場までバイオリンを持って行ってあげようか?」とも言ってもらったのですが、さすがに悪いということで、池袋で待ち合わせをして、バイオリンを受け取りました。
お礼に、自分の作曲した作品をCDにしてプレゼントしたところ非常に喜んでもらえました。
その後、食事をご一緒したのですが、マーラー、ショスタコーヴィチ、バルトーク、プロコフイエフの話と音楽三昧でした。バルトークが好きということで、弦チェレのスコアをもって行ったのですけど、「おう、これは大学時代に分析しまくったよ。」とのことで、いろいろバルトークの作曲技法についても教えてもらいました。

で、バイオリンは、「鈴木のバイオリンだよ。」と渡されたのがこのバイオリンです。

早速、家に戻って、バイオリンを弾いてみたのですが、もうびっくり仰天してしまいまいた。これって、クレモナの大巨匠、ビソロッティ、モラッシーの音じゃないですか!音にパワーがあり、明るい良く通る音。これが、鈴木のバイオリンから鳴っていますし。音のバランスも完璧。
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おもわず、いつ作られたのかとラベルを見てみると、1985年とあります。経年変化で音が良くなることはあるのですが、これは次元が違います。
駒、顎当ては変更しているようですけど、それにしてもこれは、どうしたことでしょう。ほとんど狐に摘まれたようです。

で、電話で詳細を尋ねてみると。

「やっぱり、驚いた? 私は、前から鈴木のバイオリンはすごく良いと言ってきたのだけれど、日本人の誰も信じてくれる人はいなかった。弦楽器というのは、調整が命。きっちりと調整できる人はそうはいない。これはクレモナの職人にお願いして、何年もかけて少しずつカスタマイズしながら調整したバイオリン。どう驚いた。これに、クレモナのラベルを貼ってしまえば、誰もそれを疑わないだろうよ。」

「確かに。」と少し唖然。そして、また質問してみました。
「弓は? これは安いものではないですよね。オールドフェルナンブコで作ってあって、結構、剛弓ですね?」
「ああ、わかる。それフランス製。たぶん結構なものだったと思う。」

とのこと。

こんなのを目のあたりにすると、私も含めて、ネット上でバイオリンの善し悪しについて熱く語っている人の言などまるで無意味。

良いバイオリンとは、価格ではなく、すご腕職人によって完璧に調整されたバイオリンであるということですね。でもこれは凄すぎます。100万円出してもこれに匹敵するパワーと音色を兼ね備えたバイオリンはそうはないですよ。

と言っても誰もその音を聴くまでは信じてもらえれないでしょうけどね。
まあそれはそれで良いことで、少なくとも私はその真実を知る事ができたわけですから大満足です。それにしても、この職人魂溢れるバイオリンを貸して頂いて本当に感謝です。

※リムスキー=コルサコフの管弦楽法を英語版でほしいとおっしゃっていたので、是非ともお礼に手に入れてプレゼントしますかね。
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by ralatalk | 2006-07-11 23:01 | バイオリン

弦四郎丸またしても入院

このところ、蒸し暑い日が続いており、バイオリンのニスもなんだか柔らかくなっているなあと思っているところに事件が発生しました。(皆さんも注意した方が良いかも。)

金曜日にKUNの肩当てをバイオリンから外したところ、肩当ての爪の部分(ゴムで被服されている)がバイオリンの側面に当たっているところのニスが剥がれてしまいました。
まあ、買った当時ならビックリ仰天して慌ててしまうところなんですけど、まあ1週間入院の程度だろうと思って、余裕をもってお店に持っていったところ、イエレさん曰く「少なくとも2週間は必要で、修理費用は1万円とのこと。」
(ぐわ〜ん、ショック!)おもわず天井を見上げてしましました。

修理費は仕方がないとして、「期間は、もう少し短くできませんか。」交渉してみたところ、厳しい目つきで「NO!」とのこと。まあ、職人の目は正直ですので、これも無理は言えないと思い、渋々納得。
イエレさんの方針としては、完全に治癒するまではお渡ししないとのことです。
他にもバイオリンの裏板の肩の部分の外周部もニスがもろくなっているとの指摘を受け、それも同時に直してもらうことにしました。ありがたいことに、この件について料金は据え置きでした。

さて、困ったのが2週間の間、練習用のバイオリンをどうするのかということで、ある人(外国人)に相談してみたところ、快く貸してくださるとのこと。

本当にありがたいことです。最近、バイオリンを習い始めてから、結構、外人さんとか外国帰りの知人が増えたのですけど、こういう外国系の人達は、困っている人に対し、心から助けてあげようとするボランティア精神というの自然に備わっているし、同時に「人と約束したことに関しては、絶対に破ってはいけない。」という厳しい気持ちも普通に持っているので、信頼できる人が多いですね。
昔の日本人もそうだったんでしょうね。「武士に二言はない」とかね(現在は、おそらく死語!?)。ドタキャンなんて平気でやる人は、自分を欠陥商品とて安売りしているようなものであると何で気が付かないのでしょうかね。不思議です。

そういう意味で、自分の周りの知人もかなりレベルアップして来ているのかなあ。まあこういう人達といつか弦楽合奏をしてみたいものです。
そのためには、取りあえず自己のバージョンアップに努めなければ、カイザー36曲が、当面の目標ですかね。

ようやく、今週から4番です。
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by ralatalk | 2006-07-09 21:31 | バイオリン

駄目駄目君の波形

自分の演奏をR-09に取り込んで、その駄目駄目君ぶりに、衝撃を受けたものの何回も聴いているうちに慣れてきました。そうして、冷静になってみると色々なことが見えてきました。私の弱点は以下の通り。

1.ボーイングの初速が遅い
2.音量の変化が雑
3.各弦による音量の違い
4.ある特定の音が強くなったり、弱くなったりしている。

こうしたことをさらに分析するために、DPに取り込んでみました。
その波形が以下の通りです。
これは、G調のドレミファソラシドを演奏したものです。
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G線に比べてD線の各音が弱いです。

次にスッタカートでのGスケールでの2オクターブ上昇と下降です。2音ずつ刻んでいます。
こちらが上昇音形
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こちらが下降音形
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この波形をみると下降音形の方が音量がないことがわかります。またD線の音量が足りません。それと変なところでアクセントがついてしまっている音、上昇音形ではC音、下降音形では、B音があります。

これは演奏中に気が付いていないというお間抜けぶりですが、こうしたことを客観的にみれるので、録音してみるというのはかなり良い練習になりますね。

たまに先生が褒めてくれることがありますけど、これをみるとかなり酷い状態なので、もっとビシバシと手厳しくご指摘していただけるよう要望を出しておく必要がありますね。本当にもう一度基礎からしっかりやり直さねばいけません。ということでボーイング練習に時間を割く事にしました。
音量を一定に力強く、早い初速でということがテーマですかね。

3年くらいで結構弾けるようになると、甘く考えていましたけど、まだまだ、道は険しいですねえ。
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by ralatalk | 2006-07-01 00:50 | バイオリン