クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

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曲の編成ようやく決まる

 現在、「カンディンスキーのロンド」という曲に取り組んでおりますが、ようやく2楽章のオーケストレーションができました。今回のこの曲に関しては、当初、クラリネットとコントラバス、ピアノの三重奏にしようとしたのですが、曲の構想が、もっと大きな編成を要求していることに気付き、試行錯誤の結果、ようやくフルート、クラリネット、ホルン、弦楽四重奏、コントラバスという8重奏曲に落ち着きました。
まあ、ここまでの規模になるとオーケストラ曲にした方が楽なんですけど、オーケストラにすると音楽の密度が薄くなる気がして、より個々のプレイヤーの濃密な個性というのを重視ということで室内楽にすることにしました。最後まで悩んだのが、ハープを入れるかどうかだったのですが、ハープを入れることによって音色のバリエーションが増えるのは良いとして、どこか音楽に誤魔化しが入るような気がします。本当はもっと楽器を削減したかったのですが、個々の持ち味を生かすには、これが最小限の編成なのでしょうね。目指す作曲家はウジェーヌ・イザイ。一本のバイオリンでものすごい曲を書いているので、ここまでの曲のレベルには、到達しそうにないですが、彼の音楽にある深い所に少しでも近いところに行けたならという想いで作っています。

まあ、それにしてもしばらく大規模な編成を書いていなかったので、感覚が鈍っていました。オーケストラのスコアは良く見ていたのですけど、やはり自分で組んでみないと駄目ですね。

 8重奏曲というのは、一種のオーケストラでもあり、室内楽でもあり、各楽器間のバランス感覚が非常に微妙。8種類の楽器のパレットしかないと考えるか、8種類もあると考えるのか、パズルのような感覚ですね。
 ここで打楽器を入れたいとか、ハープを入れたいとかの要求は個々にあるのですけどこれをあえて他の楽器で代用するという、節約精神もなかなか悪くはないです。

 取りあえず、4分くらいの曲ですが、久しぶりにオーケストラ・趣味レーションしてみますかね。
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by ralatalk | 2006-06-26 01:25 | 作曲

R-09

最近、レッスンにおいて先生のご指摘と自分がイメージする演奏とのギャップがあるのに感じてきており、ここはひとつ自分の演奏を客観的に聴いてみようと思い、小型録音機のR-09とSDメモリカード(2GB)を購入することにしました。
 
実は手軽な小型録音器は前からほしいと考えており、バイオリン工房で有名な佐々木さんの情報や藤本健さんの紹介記事を参考にして研究していたのですけど、やはり店頭で手に取ってみて、まあこれならいいだろうという感触で購入いたしました。

スタバ斎藤さんの記事も良いですね。

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で早速、バイオリンの演奏を録音してみたところ、まあ、かなりショック。何て下手な演奏なんでしょうかとびっくりしてしまいました。

1.発音
まず、発音がなっていない。これは先生からフニャフニャと浮いているような演奏と指摘されていたのですけど、まったくその通り。弦を擦る強さや初速に気を付けて演奏しないといけないと痛感しました。

2.音程
 弦を押さえた指を音程を合わせるために動かしているので、安物のシンセのようなポルタメントが付いてしまっています。演奏中は正しい音程にすることに集中しているので、このことにまったく気がついていなかったのでびっくりです。
 
3.音量
 スケールの下りで何故か音量が落ちている。おそらく移弦時の小指の位置を決めるのに慎重に成り過ぎており、そのため右手ボーイングが緩くなっているためです。

4.音質
 何と弱々しい音。バイオリンを弾いているときのイメージとまったく違うのでこれも結構びっくり。おそらくしっかりした音を出すには、耳がうるさく感じるくらいの音量にしておく必要があるのですね。

それにしても、これで自分の下手さ加減と、先生の指摘がようやくシンクロしました。なるほど、なるほどと思うところが多々あります。もう少し早く、こうした録音機を購入しておくべきだったと思いましたが、あまり初期の段階でこうした録音した音を聴くとがっかりして練習する気がなくなってしまう可能性がありますけどね。

それにしてもこれは練習機器としては強力な武器です。
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by ralatalk | 2006-06-25 19:36 | 楽器用小物

スパム社会と哲学

突然ですが、当方で運用している掲示板をしばらく休止することにしました。
理由は、スパム投稿がかなり増えて来たため、その対応に精神的苦痛を感じて来た事です。精神的苦痛という曖昧な理由ですが、自分なりに考えてみて、ようやくその回答を見いだしたので、休止することにしました。

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by ralatalk | 2006-06-23 00:24 | 音楽エッセイ
最近、CDの購入するときに心掛けているのは、バイオリン関係のライブラリを充実させるということで、バイオリン協奏曲に関しては、かなり優先順位を高くしております。

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by ralatalk | 2006-06-12 12:44 | バイオリン協奏曲
シャルル・オーギュスト・ド・ベリオ(1802-1870)

フランス・ベルギー学派の創始者としてバイオリンの世界では、かなり有名なんですけど、何故か、CDがほとんどないんです。曲もいろいろ楽譜でみてみたんですけど、なかなか楽しいメロディが多く、音楽的にも工夫があって、良い作品も多いと思っているので不思議です。
まあ、音楽評論家に言わせれば、「薄っぺらな演奏技巧、その内容ゆえに時間の経過に堪えられなかった。」と簡単に斬られているんですけど、はい、はい、まあいつものように得意になって権威の名の下に音楽を文字に誤変換しているだけなのでしょうから、仕方ないところですかね。アドバイスすることがあれば、せめて楽譜はみてほしいところです。

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by ralatalk | 2006-06-11 00:16 | バイオリン協奏曲
現在使っていたエヴァ・ピラッツィがかなりへたってきたので、弦を交換してみました。エヴァ・ピラッツィに関しては、なかなか私の弦四郎丸との音量バランスの相性はよかったみたいで弾いていて気持ちが良かったのですけど、音質的には、芯があって透明系で少しキツめな気はしています。
 さて、今回は、ロイヤルオークファイバーということで、特別にお店に取り寄せてもらっておりました。3割引の5,200円というのは、高級弦としてはお安い値段。長持ちするらしいので、その分でも少しお得かなあという感じです。
 早速、全弦の取り替えと駒の調整をしてもらって、試奏してみましたが、弦が伸びて安定しないのでお店では良く分らず。帰ってから3時間くらい弾いてみたところ、以下のような順番で印象をもちました。

1.G線のボリュームがすごい。
2.音は透明系で癖がない。余韻が多く共鳴しやすい。
3.E線は、高域に伸びがあり良い。
4.反応はかなり良い。
5.ハイポジションの音程が結構とりやすい。
6.各弦の音量バランスはG線が少し大きめだが、アンバランスという程でもない。
 気にしているA線のバランスもエヴァ・ピラッツィと同様に良い。

マイナスポイントとしては、
巻き線の長さが結構、まちまちで不揃いなことで、少々かっこうが悪いですね。まああまりたいしたことではないですけど。

まだ、弦は安定というところまでは行っていませんが、もう少し様子を見てみる必要があるですね。

こうしてみると、今のところ、音質では雑味感たっぷりのオブリガートが好みですけど、各弦の音量バランスからすると、オブリガートは私の楽器の場合、悪くなるので、エヴァ・ピラッツィか、ロイヤルオークファイバーという感じでしょうかね。
エヴァ・ピラッツィの場合は高価で長持ちしないというのが難点ですけど、さてロイヤルオークファイバーはどこまで保ってくれるのでしょうかね。楽しみです。
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by ralatalk | 2006-06-10 22:55 | 楽器用小物

前衛的な形をしたビオラ

今月のサラサーテを読んでいると、ビオラ・ダ・ガンバの形を真似た変わった形のビオラのことについて掲載してありました。以前、ルカ・パスケットさんの瓢箪型のビオラを弾かせてもらったときに、すごい豊な音のするビオラだと感激していたので、変わった形をしたビオラについて調べてみようと考え、調べてみると、ものすごい前衛的な形をしたビオラを発見しました。

以下がその制作者のサイト、およびそれを購入された方のサイトです。

●変な形のビオラ(ペリグリーナ)の制作者 David Rivinusさんのサイト
http://www.rivinus-instruments.com/Pellegrina.htm

●戸谷玄さんの紹介ページ
http://vio.la.coocan.jp/pellegrina/index.html

これを見たときは、まさに絶句!。サイトの紹介記事を読んでいるとさすがのアメリカ人でさえもかなりびっくりしたご様子です。
このダリ風のビオラは、うけ狙いで製作されたのではなく、人間にとって負担がかからない弾きやすさと、音量を追求した結果、こういう形になったそうです。
そう言えば、ビオラ奏者は、楽器の大きさに無理があるためか、結構、身体を悪くする人が多いみたいで、こうした変形ビオラは、必要があって生まれて来ており、最近、この種のビオラが少しずつ製作されるようになってきているのですね。

それにしても、このビオラの実際どんな音がするのでしょうか、是非とも聴いてみたい気がします。

他にも、David Rivinusさんは、この種の変わった形のバイオリンも製作しているらしいのですが、このバイオリンならパガニーニも楽に弾けるというのならいいですよね。
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by ralatalk | 2006-06-06 00:15 | バイオリン