クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

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最近、DVDレコーダーを購入しまして、その便利さには大変満足しています。
特にDVDレコーダーを使うようになってTVをリアルタイムで見る必要がなくなったことは大きいです。撮り貯めしたTV番組からCMを飛ばしながら見れば、1時間番組のうち10分くらいはくらいは節約になることと、しょうもない部分は早送りで見たりとか自由にできますからね。
 そして最大のうれしい点は、登録したキーワードでどんどんと勝手に録画して行ってくれることです。登録しているキーワードには、歴史、宇宙、現代音楽、コンサート、武満、ピアソラ、ブーレーズなどがありますけど、たまに思いもかけなかった掘り出し物を録音していてくれることはうれしいかぎりです。
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 最近だと、「ひも理論」の三部作ですかね。アインシュタインの夢の大統一理論に最も近い、宇宙のありとあらゆる現象を証明できるという究極の理論ということで、重力と電磁気力、量子力学の強い力と弱い力の4つを統合できる理論ということです。
 私たちが普通に意識している三次元の空間と時間の他にもっと高次元の階層があるという。ワームホール、タイムマシンとなる鍵。おもしろいですね。これこそが宇宙のイデアというもんなんですかね。
 
 音楽の方では、ハンガリーの前衛作曲家エトビッシュの番組もなかなかよかったです。前衛音楽ということでドカチンをやっているだけなのかと思いきや、私の音楽は宇宙を表現しているとして、ビックバーンはこうだと、ピアノでトーンクラスター(=鍵盤の黒鍵と白鍵をまとめて押すこと)してみたり、ピン、ポン、パローンと点描画のように鍵盤を叩いては、これが星のキラメキだ!とか解説しながら演奏してもらえたのでふ~んなる程と妙に感心。
 それにしてもエトビッシュという人は、シュトックハウゼンやブーレーズ、リゲティといった大御所とも仲がいいんですね。あまり詳しくしなかったのでふ~んという感じ。作風としては、誰かの影響を受けたという感じがあまりせず、音色の捉え方と、リズムに独特の感じがありますね。特にハンガリーの民族楽器であるハンガリーではティンバロンを使った作品が多いからですかね。ブーレーズも「エトビッシュは、バルトークとリゲティと同様、ハンガリーの重要な輸出品だ。」と言っていたりして、なるほどそうかもしれないねと思ったりもしました。オペラの三人姉妹もみたのですが、あまりにシュールな演出について行くのが精一杯でした。

 あとは、武満の未完のオペラの上演。これはエキサイティングと思いきや、パリ・シャトレ座のプロジェクトなんですね。『武満徹~マイ・ウェイ・オブ・ライフ』武満の作品から「弦楽のためのレクイエム」、「ノヴェンバー・ステップス」、「ムナーリ・バイ・ムナーリ」、「スタンザⅠ」、「ファミリー・トゥリー」、「マイ・ウェイ・オブ・ライフ」を、一人の女性の物語のテーマである「ある存在の生からの死」をなぞりながらあてはめていく作品だそうなんですけど、なんと主人公の女性はロボットというぶっとんだ設定。さすがシャトレ座だけのことはありますね。
 これは見に行きたいと思ってはいるんですけど、なにぶんオペラのチケットは高いですからね。いま少し躊躇。TVでもやるということだし、細かいところはそちらの方でチェックしますかね。
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by ralatalk | 2005-03-22 00:06 | 音楽エッセイ