クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

カテゴリ:移動ド( 20 )

不思議なもので、このブログを検索するキーワードで一番多いのは断トツで「移動ド」に関するものです。世間的にもかなり困っていらっしゃるご様子。移動ドに関しては、ソルフェージュ本が国内ではないのですよね。作ってくれれば、学術書としてはそこそこ売れると思うのですが、どうでしょうか。
悲しいのは、未だに固定ドか移動ドがどちらが優れているのかという論争があるようなんですけど、音楽をやる上ではどちらも必要というのが結論ではないでしょうかね。特にピアノしかやっていない人は、移動ドの重要性をつかみ難いようなのですが、アンサンブルをやればその重要性に気づくはずです。ただ、移動ド読みするときに最大問題は譜面です。現在の五線システムは、圧倒的に固定ド有利で作られているので移動ド読みするのに随分と苦労させられるわけです。

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by ralatalk | 2009-04-26 19:13 | 移動ド

移動ド 実践譜

ネットでの移動ドに関する記述は、紹介レベルにとどまっており、実践レベルの記述が少ないのが残念。特に短調に関するものがないので、掲載しておきます。曲は、レッスンでやっているバッハの2台のバイオリンのための協奏曲の第二バイオリンパートです。バッハらしく転調が多い曲で、短調ということもあり臨時記号の多いこと、多いこと。そのため暗譜が難しそうに思えるのですけど、移動ドで読めば、あるストーリーにそって曲がかかれていることがわかるので暗譜しやすくなります。

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by ralatalk | 2008-04-28 18:35 | 移動ド
では短調の実践編ということで説明していきます。

短調には3種類あると前回、説明しておきましたが、ほとんどの短調の曲は、この3種類が混在して書かれている場合が多いため、移動ドの読みでは相当苦労すると思います。特に五線紙では、BとC、EとFの間が半音であるという暗黙の了解事項がわかっていないと面倒です。このところの説明を嫌がって解説しない音楽書が多いのですけど、これでは移動ド自体の読み方が役に立たないということになってしまいます。さらに言うと、長調においても短調の部分が出てくる場合も非常に多いので、しっかりと短調を読むことは重要です。

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by ralatalk | 2007-05-01 02:53 | 移動ド
今回は、短調についてです。
移動ド関連の記事で最も不満があるのが、短調の説明であるからです。短調の主音をラにするのか、ドにするのか、臨時記号をどう読ませるのか、あいまいになっているからです。

短調の読み方がしっかりすれば、多種多様な民族音階にも移動ドを適用できるはずなので、おいしいテーマだとは思うのですが、難しいところを堂々と避けて書いている音楽教育書の何と多いことでしょう。と少し冷やかしつつ、話を進めますかね。

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by ralatalk | 2007-05-01 00:18 | 移動ド
今回は、臨時記号につける階名の読み方についてです。

トニックソルファは、本格的な移動ドの読み方において理論的にしっかりとしているため、そのまま流用できればよいのですが、日本語での発音だと階名が区別できない問題があり単純に導入が難しいのです。

以下にトニックソルファの階名の読み方の例を記述します。(母音の英文字はローマ字に合わせました)

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by ralatalk | 2007-03-13 12:29 | 移動ド
「臨時記号が何故つくのか」について記述します。今回の内容は、音楽の勉強をしていないと、少し難しいかもしれませんので、わからなければ、この回は、読み飛ばしておいても良いです。では、話をすることにします。

臨時記号というのは、今現在使っている調で、都合が悪くなった場合に出現するのだと考えてみると、以下の場合が考えられます。

  1. 借用和音の利用
  2. 非和声音の利用(刺繍音、経過音、倚音など)
  3. 短調への変化
  4. 転調した場合
  5. 減7和音の利用(エンハーモニックチェンジ)
  6. 和音の変質(増音程和音、減音程和音、ナポリ、ドリア)
  7. 特別な音階(半音階、5音階、各種民族音楽音階、メシアンの音階 等)
  8. 多調性、複調性
  9. 特殊和音(4度堆積和音、神秘和音 等)
  10. 現代音楽の技法(12音、セリー、トーンクラスター、確率・統計技法)
他にも、いろいろとある思いますが、説明していくと和声法の本が作れてしまうくらいになりそうなので、移動ドの読み方で重要な1と2だけにしますね。3についても、重要ですが、これは、3は別途の機会に説明します。

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by ralatalk | 2007-02-24 12:53 | 移動ド
移動ドに関連する書物をみると、一つの長調だけで作られている曲を例にあげて解説している場合が多いのですが、実際の楽曲では、そのようなことはほとんどありません。作曲家によって、メロディは和声、旋律的な創意工夫がされているので、その結果として♯や♭などの臨時記号が入ってくるからです。

以下にベートーヴェンのメヌエットを掲載します。
この曲は、ト長調ではありますが、あちらこちらに♯記号が入っています。
b0046888_023755.jpg

「臨時記号がなぜ付くのか、演奏家ならその意味を考えて演奏すべきです。」
と、偉そうに言える立場でもないのですが、移動ドで読むには、楽曲の意味を考える必要性が出てきます。この意味については、次の回で解説することにして、まずは移動ドの読み方から。

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by ralatalk | 2007-02-21 00:03 | 移動ド
前回は、長調の音階について触れておきました。今回は、長調の特性について書いていこうと思います。

長調の音階というのは、階名でドレミファソラシドです。ドレミファソラシドの
音程について着目してみると以下のようになります。
ド→→レ→→ミ→ファ→→ソ→→ラ→→シ→ド
※ここでは→を半音とします。

ここで注目は、階名でシ→ドの半音の関係です。このシは専門用語で導音、ドを主音と呼びます。実は、この導音と主音の連結は、調を決定する大事な役割を担います。もう少し詳しく説明すると、ドミナントとトニカの連結によって調を決定することができるのです。

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by ralatalk | 2007-02-17 01:08 | 移動ド
まず移動ドという言葉の前に知っておくことは、音名と階名の違いです。
楽典の基礎なんですけど、意外に知らないというか勘違いしている人も多いのでびっくりします。この区別ができていないと移動ド読みをするときに混乱するのです。

音名は、その名の通り、音の絶対的な高さを表す用語です。
階名は、相対的な音の高さを表す用語です。


と言っても理解してもらえないでしょうから、例をあげてみます。

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by ralatalk | 2007-02-14 00:31 | 移動ド
最近、このブログに来ている人は、かなりの数になっており常時、100人以上、多いときで300人を越しています。「一体、何故に?」と不思議に思っております。ブログということで、日記的に自由に書いてあって、間違っていることも平気で書いているのですけど、間違いもまた履歴として、当時の私はこんなことを考えていたのかとわかるので面白いのですが、これだけの人が来ていますので、少しは役に立つことを記述してみるかと思っております。テーマは、「移動ド」です。このキーワードで検索をかけて来る人が多いというのがその理由です。

それと移動ドについては、適当に書き過ぎていたので、少し良心が痛むところがあります。で少しまじめに書いておきます。

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by ralatalk | 2007-02-13 01:07 | 移動ド