クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

カテゴリ:コンサート( 78 )

ムター:脱力の極意

バイオリン界には、3人の魔女女王がいるとされる。ヒラリー・ハーン、ヴィクトリア・ムローヴァ。そしてアンネ・ゾフィ・ムターである。女王に謁見する機会。随分と前から楽しみにしていたコンサート。期待を裏切らないできの素晴らしいものであった。

ムターは、クラシック界のスターという事もあって、アンチファーンもたくさんいるのだが、そのアンチファーンからも「最近のムターはすごい。化けた。」という評価も聞かれるようになってきた。おそらく他の2人の女王の成長が著しく、ムターもうかうかとしていられなくなってきた事情があるのかも知れないし、サントリーホールにでかでかと掲載されていたヒラリー・ハーンの宣伝ポスターは無言の圧力を感じさせるのに十分だ。



2010年4月19日(月)19時開演 サントリーホール
ピアノ:ランバート・オルキス Piano: Lambert Orkis

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番、
第1番 「雨の歌」
第3番
アンコール曲 5曲



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by ralatalk | 2010-04-20 12:51 | コンサート

祝福のとき

「クラシックとしての最高の音楽は何か?」と尋ねられたときに
「バッハのマタイ受難曲」と回答する人は多い。
しかしながら、その最高曲であるマタイ受難曲をコンサートで聴いた人はそれほど多くはないのではと思う。恥ずかしながら私もその一人である。

今回、はじめて生を聴いてみて感じたのは、三位一体ということですかね。
楽器、声楽の配置を左右に分け、大オルガン(神?)が真中に位置するという編成。

左から右へ、右から左へ問いかけがあり、それに応えていく。神と人間の世界。
神の眺める人の生きざまを描いた作品としてはこれ以上の作品はないのでしょうね。
晩年の武満徹もこの作品をピアノの前においていたそうな。

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by ralatalk | 2010-04-06 12:55 | コンサート

ピアノ VS バイオリン

日下紗矢子さんのリサイタルにいってきました
お目当ては、シュルホフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタです。
シュルホフは、ナチスから退廃音楽のレッテルを貼られヴュルツブルク強制収容所送りになったチェコの作曲家。この人の作品は、才気にあふれており、私が最近特に注目している作曲家の1人です。特に注目すべき作品は、ピアノ協奏曲「ジャズ風に」(1923年)Op.43で、初めて聴いたときには仰天したくらい斬新な音楽です。



【公演日】 2010年3月14日(日)
【会場】 トッパンホール
【時 間】 15:00開演
【出 演】 日下紗矢子(ヴァイオリン) / ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
【曲 目】 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100
      バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz76
      シュルホフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
      シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121



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by ralatalk | 2010-03-15 18:07 | コンサート
本日は、かねてからロック・オンしていたバイオリニストであるイザベル・ファウストのコンサートに行ってきました。

彼女の演奏に興味をもったのが、 NHKのクラシック倶楽部という番組での演奏聴いたときから。私はバイオリニストが登場する番組はほとんど録画しています。かなりの数になるため、聴くのが大変だと思うかもしれませんが、最初の5分くらい聴いて、駄目だと思ったらその番組は削除するので、それほど大変なことではないのです。でも、たまに最後まで聴きたいと思う演奏家もいるわけで、その数少ない演奏家の一人がイザベル・ファウストだったのです。

 彼女の特徴は、昨今流行の古楽奏法を基調とした誠実かつその面白みを説く演奏にあると思っていましたが、今回のコンサートは、別の面を聴かせてもらい、それに感動したわけです。


第691回定期演奏会 Bシリーズ(12/18)

会場:サントリーホール
指揮:ジェイムズ・デプリースト
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト

* シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
* ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調



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by ralatalk | 2009-12-19 00:04 | コンサート

大おばあ様降臨

本日、美探先生とともに、イダ・ヘンデルのコンサートにいってきました。
御年80歳を越える歴史上の生き証人。これを見逃したら二度と会うことはないだろうとのことで王子ホールに行ってきました。

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by ralatalk | 2009-10-06 00:23 | コンサート
こちらは久々の更新。
音声ファイルの公開用にSo-netの方にも記事を書いておりますが、やはり書きやすさでいうとExciteブログの方が良い感じです。軽いブログはやはりいいですね。それに広告がほとんど付かないのもGooです。
さて、本日は久々のコンサート。以下に行ってきました。

2009年9月30日(水) 19:00開演
指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/読売交響楽団

◆モーツァルト:
 交響曲第41番〈ジュピター〉
◆ショスタコーヴィチ:
 交響曲第11番〈1905年〉

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by ralatalk | 2009-10-01 00:10 | コンサート

カリスマを制するは匠

前回の「大先生とピアニストさんの空気を読んで発言を控えました。それが私の得意技です。」というような減点を極度に怖れるコンクール・ミュージックな演奏を聴いて自分のなかにあるクラシック音楽というものが汚されたような気がしてかなり鬱状態に。それをおみそぎしてくれる音楽会と期待して、聖地サントリーホールへ行って参りました。

ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
曲目 マーラー :交響曲第9番 ニ長調
指揮 大植英次
開演 15:00 サントリーホール

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by ralatalk | 2009-06-28 18:42 | コンサート

カリスマの資格

木曜日に日下さんのコンサートにいって来ました。いつもなら帰宅後すぐに記事を書くのですが、今回は思うところがあって記事を書くのが後になってしまいました。

日下紗矢子&アレッシオ・バックス デュオリサイタル
日時:6月25日(木) 19:00開演 東京文化会館小ホール
曲目:
  1. ブラームス:スケルツォ ハ短調(「F.A.Eのソナタ」第3楽章)
  2. ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番 ト長調 op.78「雨の歌」
  3. バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 
  4. エネスコ:ヴァイオリンソナタ第3番 イ短調 op.25「ルーマニアの民俗風で」

    出演日下紗矢子(Vn)、アレッシオ・バックス(Pf)

※1曲目は遅刻のために聴けず。

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by ralatalk | 2009-06-28 01:09 | コンサート
ミンツさんのコンサートには、美探先生ご夫妻とご一緒していたのですが、今回は少し失敗したかなあと思っていたのですが、意外にも意外。先生は、このコンサートで得るところが大きかったようです。

「コンサート代の元どころか、その10倍くらいの価値があった。レッスンのヒントになることが盛りだくさんでした。これだから演奏会には行くべきなんでしょうね。次回は、日本人演奏家も聴いておく必要もあるなあ。だれか紹介してくれませんか。」

とのこと。

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by ralatalk | 2009-04-12 02:00 | コンサート
本日、シュロモ・ミンツの演奏でカプリス全曲を聴いてきました。

●シュロモ・ミンツ ヴァイオリンリサイタル
パガニーニ:24のカプリース Op.1 全曲
紀尾井ホール 4/7

このコンサートいろいろと思うところありでした。
ちなみに前回の記事は、ここに書いております。

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by ralatalk | 2009-04-07 23:18 | コンサート