クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

カテゴリ:弦楽のためのマニアリズム( 5 )

古典派と言えば、ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェンということになっているものの悲しいくらいにハイドンに関する書物は少ない。今年は、ハイドン・イヤーと言われているから少しは書物が増えてほしい。特に弦楽四重奏曲に関するものを希望。日本の評論家さんの場合、流行に関する感度が鈍い人が多いので、少しだけ助言すると、ハイドンは意外に人気があるということ。コンサートでも結構、人の入りが良いし、HMVのサイトを見ると、ハイドンの交響曲全集とか弦楽四重奏曲全集が、信じられないくらいの価格で出てきているので、これからもっとブレイクする予感がする。

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by ralatalk | 2009-03-26 00:55 | 弦楽のためのマニアリズム

ハイドンの規律と美学

ここのところハイドンの弦楽四重奏曲ばかり聴いているのですけど、聴けば聴くほど好きになっていくハイドンの弦楽四重奏曲。ハイドンの音楽の良さというのは、誠実、謙虚、工夫、規律。人としての生き方すら示しているのではないかと時々、思うことがあります。

ベートーヴェンやバルトークだと、「俺様の音楽を聴け!」という感じ、モーツアルトだと、「こんな楽しい曲を作ったのだからね聴いてね。」という作曲家からのアプローチみたいのものが随所に聴くことができるのですけど、ハイドンの場合は、そうしたことはありません。あくまでも謙虚。自慢している部分はなし。悪く言えば地味。だから普通に聴いていたのでは、気づき難いのですが、その創意工夫にいったん気づいてしまうと、惚れ惚れとしてしまうのです。ラブです。

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by ralatalk | 2009-03-21 00:20 | 弦楽のためのマニアリズム
恥ずかしながら、ハイドンの弦楽四重奏曲はほとんどノーマークでしたが、ナクソス・ライブラリーを使って代表的な曲を聴いてみたところ、その音楽レベルの高さにびっくり。よくベートーヴェンの弦楽四重奏曲が、最高という声を耳にしますが、ハイドンを聴かずして、それは成らず。特に晩年に書かれた弦楽四重奏曲は、ものすごいレベルの曲で、ハイドンが妥協なしに書くとこんなにすごい曲が書けるのかと感嘆しました。

ハイドンに関しては、当時の演奏スタイルの研究が進んでいるため、プロがハイドンをピリオド・アプローチで積極的にとりあげて演奏するということは、クラシック音楽の最前線に挑戦しているといってよいでしょう。そうした最先端の演奏スタイルを知るために最先端古楽研究の総本山たるクイケン四重奏団のCDを購入し、これから研究してみることにします。

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by ralatalk | 2009-03-09 00:16 | 弦楽のためのマニアリズム

日本のアンコール曲

前回は、硬派路線でペルティスなんていうマニアでもほとんど知らない作曲家を取り上げてしまいましたが、今回は、リラックス・モードです。

最近、バイオリンのコンサートには、ちょくちょく行っているのですけど、バイオリン協奏曲の場合のプログラムは大抵こんなパターンです。
  1. 前奏曲、序曲、小さい交響曲などの軽い曲
  2. バイオリン協奏曲
  3. ソリストのアンコール
  4. 交響曲などのメイン曲
  5. オケのアンコール(プロの定期演奏会ではない場合が多い)


ここで着目は、ソリストのアンコールなんですけど、バッハの無伴奏か、イザイの無伴奏が演奏されることが多いのです。ヒラリー・ハーンなどの海外ソリストの場合は、それでいいですけど、日本人のソリストの場合は、ここで日本の曲でチャレンジしてほしいところですね。

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by ralatalk | 2008-12-08 00:21 | 弦楽のためのマニアリズム

バルトークの継承者現る

バイオリンをやっていてうれしいことは、たくさんの楽曲があることです。しかしながら、有名な作曲家の代表作しか演奏されていないのは、とても残念なこと。意欲の旺盛なソリストの演奏会に行くと、知られざる作曲家の小品をこっそりとプログラムに入れてくれることがあり、そんなときは、とてもうれしいものですが、さすがに大曲になってくると営業の関係もあるためか、滅多に出会うことがありません。

これではあまりにも不憫。マイナーな作曲家のなかにこそ、すごい作品がたくさんあるからです。ということでコンサートで聴いてみたい作曲家の作品を少しずつ紹介していくことにします。まずは、この人。ペルティスです。

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by ralatalk | 2008-12-01 00:05 | 弦楽のためのマニアリズム