クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

ちょこっと応援。ビバルディ

さて、いよいよ明日は、カルミニョーラとヴェニス・バロック・オーケストラのコンサートということで、類いまれにみるこの個性派バイオリニストを是非とも聴きたいと思っています。
 柔の拳のマンゼに対して、剛の拳のカルミニョーラ。どちらが正統なビバルディ神拳の継承者なのか見物です。特に究極奥義の超高速スピカートに着目しています。CDではバイオリン音は撮りきれないので、本物を聴くまでは、わからんですからね。それに都内名ホールの紀尾井ホールですからね。弦楽器の性能を100%発揮できそうです。

ヴェニス・バロック・オーケストラ/ジュリアーノ・カルミニョーラ
オール・ヴィヴァルディ・プログラム
東京 紀尾井ホール 午後7時開演

弦楽と通奏低音のための協奏曲 ニ長調 RV121
弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ロ短調 RV168
弦楽と通奏低音のための協奏曲 ト長調 RV149
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 RV273
ヴァイオリン協奏曲 変ロ長調 RV375
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV222
ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV191




でもこんなに期待しているにもかかわらず不穏な動きが、やくぺん先生のブログに掲載されていました。
このプログラム人気ないのかなあ。やくぺん先生もビバルディを少々、小者扱いしています。わかる気がします。そうでしょうね。私もマンゼとカルミニョーラの最新古楽演奏を聴くまでは、名が売れているわりには安易な作風の作曲家だと思っていましたから。でも、マンゼとカルミニョーラが発掘してきているビバルディの曲は、とてもすばらしい作品です。ワンパターンなんて言わせない迫力をもっています。

それそれもそのはず、当時のマニア貴族や王様のためにビバルディが気合いを入れて作曲している作品なのですから。バイオリンに例えるなら、材料も妖しくラベルも妖しい量産普及型のバイオリンしか知らない人が、巨匠の手になる手工バイオリンを初めて弾かせてもらった感激くらいの差はあります。残念なことに、その違いがわからない人の方が多いのかもしれませんが。

 ビバルディは、あまりにも作品が多いので、みんな最初から良い作品を見つけることを諦めてしまっているのでしょうかね。で、ほとんど数曲しか聴いたことのないレベルの評論家様のご意見を鵜呑みにして安心しているそんなところでしょうかね。

昔のバイオリニストは個性的なのに、今のバイオリニストは。。。。と思っている人は、カルミニョーラの演奏を聴いたとたんに、ぶったまげることは間違いないと思うので一度聴いてみてくださいな。

●追記
 最近、この本を読んでいますけど、今となっては、なんか記述が古いし、選曲も悪い気がします。最新古楽の研究成果を取り入れた楽曲解説で改版してくれませんかね。特にベネチア流ボーイング、当時の装飾音、リズム、テンポについて解説してくれているとうれしいです。
[PR]
by ralatalk | 2008-11-05 23:25 | コンサート