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クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第84回 コツン・コツン・バッハ

 本日のレッスンでは、以前から狙っていた美探先生の秘蔵のDVDから「アンナ・マクダレーナ・バッハの年代記 」をお借りすることができました。このDVDはバッハマニアならかならず観ていると言われているもので、古楽界の大御所「グスタフ・レオンハルト」がバッハに扮して当時の衣装・かつらを着用して、教会や古い家屋の中で演技・演奏する音楽映画なのです。
 若き日のレオンハルトがとてもかっこいい。しびれました。あえて演奏のアラをとらないでテイクしているのもすごく好印象。当時の演奏水準を考えてのことなんでしょうけどリアリティがありますね。私も教会で演奏したくなりました。バロック・トランペット、オルガンの音にあわせる少年合唱団の声はまさに天使の声と言う感じでした。



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本日のレッスンのメニューです。

  1. 運弓の基礎
     G-Durでのスケールと分散和音。高速運弓。小指の位置が低くなりがちなので注意を受ける。

  2. 音階練習(小野アンナ)
     As-Durの音階。分散和音の運指を変更。小野アンナの運指には疑問があったのですが、これならすっきりですね。

  3. カイザー24番
     「左手が難しい箇所で指弓が抜けている。完璧に演奏すること。」
     ということで、先弓、元弓での取出し練習。

  4. バッハ:ガボット(無伴奏チェロ組曲BWV1012より)
     一通り弾けていると思っていたのですが、先生からダメ出しの嵐。
    「バッハは、アタックをはっきりださないと音楽にならない。弓でコツン、コツンと頭を作ること。」

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by ralatalk | 2008-08-10 23:10 | パガニーニへの道