第83回 ドッペル終了
2008年 08月 02日
「いつもよりいい音で鳴っているじゃない。やるね。弦四郎丸君。」ということで、その日の練習が終ったのですが、次の日にひつじ丸を取り出そうとしたころ。
ギョギョギョ。ひつじ丸のA線が切れているじゃないですか。
これが有名な、翌日ケースをあけたら勝手に弦が切れていた状態ですか。はじめての体験です。
う〜、むざん。もしや、弦四郎丸の霊魂が切ったのかと、こやつのケースを空けてみると、いたずらっ子の「してやったり。」という感じのバイオリン音がしております。バイオリンは楽器を鳴らさなくてもケースから取り出したときの感じで調子がわかるものですが、今日はすこぶるご機嫌のようです。このバイオリン、もしかしたら生きているのかと思うときがよくにあるのですけど、夏のオカルトですね。ということで、本日のレッスンは、久々に弦四郎丸で行くことにしましたが、こんなときの弦四郎丸君の神通力には相当なものがあるようです。なんとすべての曲が終了してしまいました。
本日のレッスンのメニューです。
- 運弓の基礎
今回は、12度の音階をやるのかと密かに期待していたのですが、今回はなし。
いつもの高速運弓練習と開放弦の分散和音のみ。
- 音階練習(小野アンナ)
合格。C-mollの音階練習を終了。次は、As-Dur。
- カイザー23番
合格。次は、24番。24番は付点のリズムになっていますけど、最初はこれをつけずに弾いてくるようにとのこと。
- バッハ:2台のバイオリンのための協奏曲 第1楽章
合格。ああ、これで終ってしまうのかと少し寂しい感じがしました。
- バッハ:ガボット(無伴奏チェロ組曲より)
次から鈴木5巻へ。先生の模範演奏あり。この曲、重音のほとんどがアップボーになっているので、少し弾きずらいところあり。弓の配分に注意とのこと。
全部が合格したということは、次の曲の準備が大変ということですので、喜んでばかりもいられません。
以上