クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第72回 ポジション移動の基本

 本日のレッスンの前に美探先生から、お貸ししているヒラリー・ハーンのシェーンベルクのCDにお話しがありました。シェーンベルクのバイオリン協奏曲が特にすばらしく、名曲であるという認識ができたということと、シベリウスの序奏の部分での演奏のすばらしさ、特にビブラートのかけ方は絶品であるとのご講評でした。このところの本当のすごさというのは、弦楽器をやっていない人だとわからない領域にあると思いますが、これが聴き取れるようになると音楽の深さと広さに唖然とすることがあります。普通は表面的な部分しか聴こえていないものなんですね。



本日のレッスンのメニューです。
  1. 指の練習
     左手のパターンの練習。3度音階、Bb-Dur 2オクターブ。

  2. ポジション移動の基本
     分散和音のところのシフティングがうまくいっておらずこの部分で、指導を受けました。
    「ポジション移動は、すばやくやる必要はなし。音と音のつながりの間をゆったりとスライドさせること。はやく動かすと、音程が悪くなるし、変なアクセントが付く場合があったり、それをごまかすためのビブラートをかけたりする人もいて音楽がむちゃくちゃになる。」
    「ここでハイフェッツでは、どうしているか教えておこう。音と音とのつながりはゆったりとポルタメントし、目標とする音に来たときにすばやく指を落とす。こうしておけば、どんな音がきても音程を正確にとることができます。」
    とバイオリンを弾きながら教えていただきました。微妙なところは文章にできないのですけど、コツの感じはつかめたような気がします。

  3. カイザー22番
     「左手と右手がずれている。ずれなくするためには、いつもいっている通り指弓を使うこと。」
     ずれている意識がなかったので、後で録音したものを聴いてみると、ずれている部分はかなり微妙。以前よりは、ずれてはいないようなんですが、先生の指摘レベルも厳しくなって来ているのですね。
     次回は、すべてのパターンの演奏してくるようにとのこと。
    次のパターンでは、新技の弓のバウンドがあります。

  4. ビブラート
     「手首を前に出す。左手に力が入りすぎている緩める。」
    確かに力を緩めるだけで大きな幅のビブラートになるのですね。

  5. バッハ:2台のバイオリンのための協奏曲 第1楽章
    「はい止めて。この曲は速く弾いたら下手になる。急がば回れだ。とにかくゆっくりだ。」
     この部分は、バッハで頻繁に出てくる形。付点の前で弓をしっかりと止めるように重点的に練習。またクレッシェンドとデクレッシェンドは丁寧につけてこないとバッハにならない。

     
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     変則な運指になっているため、音程が悪い部分。2の指と1の指はぴったりとつけること。1の指を離すと音程を見失うので絶対に離さないこと。

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     以下、音程がわるい。4の指は高めに。
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    ここは、バッハらしい部分。運弓の間違いは厳禁。アクセントとそうでないところのメリハリをつける。スタッカートの部分は弱めで演奏ですかね。

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     次は最後までみてくること。

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by ralatalk | 2008-05-05 00:19 | パガニーニへの道