クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

ショスタコのコンサート

4月と5月にショスタコのコンサートがあるので以下、予約済み。

●新日本フィルハーモニー交響楽団第430回定期演奏会
●ショスタコーヴィチ作曲・オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

ミッチーのショスタコ祭り以後、すっかりショスタコに毒されている感じがしますが、何といってもショスタコは、生で聴くのと、CDで聴くのと感じがまったく違うのが魅力ですね。特にオーケストレーションが、オケの性能を100%発揮されるように書かれているのとソロやインタープレイが多いので、日ごろテキトーヴェンな演奏をしているプロオケでも、真剣に演奏せざるを得ない状況に追い込まれるため聴きごたえがあるし、全楽章切れ目なく演奏されたりするので、観客の方も極度の緊張を強いられ、会場内が、ピーンと張りつめた雰囲気になるところもすばらしい。現代音楽の新作のコンサートもこのような緊張した雰囲気になる場合が多いのですが、ショスタコに関しては、これにプラス、観衆の演奏に対する熱い期待が含まれているところがよいのです。音楽はこういう状況で聴きたいものです。
 残念ながらCDだとこの独特の緊張感が表現できないのですね。



    ●新日本フィルハーモニー交響楽団第430回定期演奏会
    4月24日(木) サントリーホール
  1. シチェドリン :ショスタコーヴィチとの対話 op.113 (2001、日本初演)
  2. チャイコフスキー :ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 op.33 (原典版)
  3. ショスタコーヴィチ :交響曲第11番 ト短調 op.103 「1905年」

    ●ショスタコーヴィチ作曲・オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
     5月/5(月・祝) 14:00開演   サンパール荒川
     出演者:[演出]大島尚志 [指揮]珠川秀夫 [独奏・独唱]黒木真弓(S) / 角田和弘 (T) / 岸本力(バスバリトン) / 岡本泰寛(T)(T)
    [演奏]東京歌劇団管弦楽団 [合唱]東京歌劇団合唱団


ショスタコの11番に関しては、最近、演奏機会が増えてきている感じがしますが、今ままで生聴きしたなかでは、どれもすばらしいものでした。さて、今回はどうなることですかね。

1.ミッチー/名古屋フィル
 ミッチーの体力勝負の過酷な試練に耐えつつも、崩壊寸前になりながらも立ち直ろうとするオケの強い意志がこの曲に合っていた感じがします。

2.ヒュー・ウルフ/読響
 この曲での新解釈。アーティキュレーションの精密制御が絶品。特に第3楽章の廃虚の美しさと、第四楽章のサントリーホールをいっぱいに包み込む鐘の余韻は生涯わすれることのできない演奏でした。

3.長田雅人/ダスビ
 プロオケを超越した超名演として、この曲のベスト演奏にあげる人もいる程。曲に対する愛情と理解に溢れた演奏。容赦ない打楽器軍団のスーパープレイに驚愕した人も多かったのでは。

●本日のマニアな人
ピョートル4世の<孫の手>雑評
11番の魅力に取り憑かれた人のブログ。お気持ちわかりますよ。

さて、ムツェンスク郡のマクベス夫人については、長くなるので本日はこのへんで。
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by ralatalk | 2008-04-21 00:12 | コンサート