クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第61回 高速指弓

本日のレッスンの前に美探先生から、アルバン・ベルクのバイオリン協奏曲の何かよいCDがあれば貸してほしいとの要請がありました。むむ? お弟子さんの誰かがこの曲をやるのかなあということで勘ぐりつつ快諾。新ウィーン楽派は得意分野ですからいろいろと持っています。ブーレーズ指揮、ニューヨークフィル、ズーカーマンのバイオリンで準備しておきます。
 
レッスンの内容は、以下の通りです。



  1. 指の練習
     パターンの練習。他、3度、オクターブの練習。

  2. トレモロ
     だんだん速度を上げながら指弓を使ってのトレモロ特訓(しごき?)。
    「指だけが動いている状態では駄目です。肩甲骨、上腕部を連動させなさい。特に速度が速くなってくると上腕部が固まってくる。これは堅い証拠。高速になるほど、リラックスして演奏のこと。」 

  3. カイザー19番
    「まずまず弾けている。もっと高速にトレモロができれば良いが、この後、似たような曲はたくさん出てくるので、この曲はここまでとする。」

  4. カイザー20番
    美探先生による模範演奏あり。はじめは、2拍ずつで弓を返して練習のこと。
    トリルの練習ですかね。解説を読むと、もっとも難しい練習曲とある。この曲は、ダブルシャープがたくさん出てきて譜読みが面倒だし、重音ピチカートまでアクセサリーでついているし、仕上げるには時間がかかるかも。

  5. ザイツ 協奏曲 第5番 3楽章
    曲をクリアー。ただし、出だしの旋律のスタカートをもっと切るようにとの指導あり。
     
  6. ビバルディ:協奏曲 イ短調 第一楽章
    「とにかくすべてスタッカートで演奏すること。」
    と言われた後で、美探先生は、ロマン派風、ビバルディとバロック風ビバルディを演奏されました。
    「君の弾き方でやっているとロマン派の音楽になってしまうが、ビバルディの求めるところと、ぜんぜん違うものです。このスタッカートで演奏した後に、速度を上げていくとこうなります。」
    お〜。バロックの格調高い音楽になりました。
    ビバルディの楽譜を見ていて不思議に感じていたことは、スラーがほとんどないことなんですけど、奏法自体が今まで全然違うのですね。
     
    ほか、1stポジションから3rd ポジションへの変更指示あり(pの部分)。
    b0046888_0233949.jpg

以上です。
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by ralatalk | 2008-02-10 23:41 | パガニーニへの道