クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第61回 トレモロ

本日のレッスンの前に、美探先生にお貸ししておいた武満のファミリーツリーについての感想を頂きました。
「いやあ〜。感動した。何回も聴いたよ。武満徹しか書けない不思議な雰囲気の曲だね。現代曲というよりもロマン派の曲のようだ。この語りはやっている人は誰なのかね。独特の口調で発声しているが、これは武満の指示なのですか?」
「語りは、遠野さんという女優で当時、10代ですかね。口調についての指示は不明ですけど、この曲に関しては、女優さんでは、無理があるので、楽譜の指示通り、16歳くらいの女の子を使うか、アニメ声優でやってほしいですね。」
「そんなもんですか。」
「はい。この曲には、英語版とフランス語版があるので、そちらの方がよいかもです。」





 本日のレッスンは以下の通り。
  1. 指の練習
     パターンの練習。他、3度、オクターブの練習。

  2. イ短調音階(2オクターブ)
     イ短調音階は、かなり高いAの音まで出てくるので音程が取り難く、登りは旋律短音階、下りは自然短音階なのでポジション移動が大変。音程悪い。きれいに仕上げるには時間がかかりそうです。

  3. カイザー19番
     手首が使えていない。左手の押さえが弓とずれる。体が硬い。力を抜いて弾く事。その弾き方では、二の腕が疲れる。オーケストラ曲では、この曲のようなトレモロがたくさん出てくるので、疲れてくる奏者がたくさんいるが、それでは駄目だ。疲れない弾き方をマスターせよ。

    →後から録音を聴いてみると、アタックがフニャッとしています。わずかにずれていますね。トレモロ、意外に難しいかもです。

  4. ビブラート練習
     最初はゆっくりタリ、タリ、タリ。段階的に速度を速めて、規則正しく演奏しなければ、意味がない。 

  5. ザイツ 協奏曲 第5番 3楽章
     第二主題のところの旋律は、スラーが大事。滑らかに。テヌートの意味も考えて弾く事。
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     ここの装飾音は注意。頭をわずかに長くすること。
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     ここはあまりスタッカートにしない。2音を丁寧に鳴らすこと。
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  6. ビバルディ:協奏曲 イ短調 第一楽章
     「ビバルディ。みてきましたか?。この曲は、みんないろいろな弾き方をしてくるので楽しみなんですよ」
     少し弾いてみたあとで。
     「アクセントの付け方を間違わないように。16分音符にアクセントがつくのではない。CとH音を狭くすること。そうしないとイ短調に聴こえない。指の太い人は特に注意。音程はきっちりと合わせる。共鳴弦の響きを良く聴いておくこと。」
     
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 曲が終わった後で、先生は、
 「随分とバイオリンらしい音が出てくるようになってきたね。ところどころでハッとする音がでてくるようになっている。はやく三大コンチェルトを弾けるようになるとよいね。」
 「できれば、プロコフィエフやストラヴィンスキーのコンチェルトの方を先に弾きたいのですが。」
 「はい、はい。シベリウスでもなんでもOKですよ。」とのこと。
 まあ、まだ先のことでしょうね。
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by ralatalk | 2008-02-03 22:55 | パガニーニへの道