クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第40回 私の音に近づけ

ふ〜う。今週のレッスンもハード調教。厳しいダメ出しの嵐でした。
当然、次の曲には進めませんでした。
先に進むよりも、どうやらボーイングの悪いところを全部直すというのが、美探先生の趣旨のようです。課題はスタッカート。アタックがコツン、コツンというまで、ボーイングの基礎練習。結局コツン、コツンとまではいかなかったですが、どうすれば、そのようなことができるのかなんとかヒントはわかってきました。




美探先生の音は、普通のバイオリニストと比べて、とても切れ込みの鋭い音で、極端に言えば、三味線のバチさばきにも似た感じでビシバシきます。この音はとてもバッハに合います。音はやはりハイフェッツを理想としている先生なので、その音に近い。これは、指弓と脱力しながらの高速ボーイングでできるはずなんですけど、脱力するタイミングがまだつかめていないのと、左手の指と弓の連動がずれるとアタックにもかなり影響するのですね。

ということで、ここまでのレベルをこなせれば、相当うまくなったといえるのでしょうが、そこを目指していないということで、先生からは、言葉にならなくとも、苛立ちというものを強く感じましたが、これに猛反省して、日曜の朝から、スタッカートの特訓。

自分の出している音がわかっていない未熟者なので、
演奏したものをR−09に録音し、それをすぐにフィードバックする方法でやってみました。そうすると、やはり自分がアタックをつけているタイミングがすべてにおいて遅いため、途中で膨らむ、演歌風のスタッカートになっています。

これを解消するために以下のようにやってみました。

弓を動かす前に指弓の体制を作っておき、弓をひっぱる瞬間に指弓を少し弦にひっかけるようにして高速に弓を下げる、あるいは上げる。弓を弾き出したら急速に力を抜き、最後は弓をうかせるようにして弦の上で完全に止める。

ここで、次の音に移ろうとあせると、そのとき弓を動かしてしまい、雑音を入れてしまうので、ほんの一瞬ためる。→これがなかなかできない私はお馬鹿さん。

次に、アタックポイントをつける障害となる左手の緩慢な動き防止のため、指板を指で叩きながら弓と完全に連動するまでゆっくりと練習。

難しいのは、弓のアップダウンで如何に力を抜くかで、これは剣術の修行のように、毎日練習する必要がありますね。特にこれを全弓でやるのが難しい。

以上、こんなところですかね。

●追記:
レッスン修了時に、美探先生から
「演奏会では、誰からも文句はいわせない、きびきびとしたバッハを弾いてください。」とのこと。
(あれ? 演奏会の演目はまだ決まっていないのですけど)と突っ込みを入れたくなりましたが、今日はそういう雰囲気でもなかったので、次回ですかね。もしバッハにした場合、かなりしごかれそうですね。『うれし恐い』感じです。
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by ralatalk | 2007-07-29 23:25 | パガニーニへの道