クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第39回 演奏の心得

今回のレッスンは、前回から進展せず。
新しい課題として、A-mollの2オクターブスケール練習が課せられましたが、これはハイポジションなので結構むずかしい。上がりと下がりが違うポジション移動になるのですね。

曲は、カイザーで叱られ、バッハでしごかれ、結構ハードでした。

レッスン中に美探先生からは、訓辞というか、演奏の心得について以下の話がありました。




  1. 演奏会について
    とにかく演奏会で場数を踏むことが上達の近道だ。最初は止まっても良い。それが経験になる。また今年は、びっしりと時間をかけて丁寧に仕上げる。そのためある期間からはエチュードはしばらくお休みする。私のもっとうは美しい音の実現にあるので、私の弟子として恥ずかしくない演奏をすること。

  2. 演奏するからには感動させること。
    ただ、きっちりとうまい演奏をするだけではダメだ。観客のこころをつかむ演奏をすること。そのためには美しい音を実現せよ。また観客が今何を考えているのか、あるいは望んでいるのかを感じる感性が必要で、この経験を積め。

  3. 西洋音楽はアタックが大切
    バイオリンにかぎらず金管楽器やフルートなどの木管楽器もアタックが非常に大切でこれは西洋音楽の基本だ。スタッカートがきっちり切れない演奏は厳禁。スタッカートの基本は弓を弦から離さないで止めること。止める瞬間に力を抜く。止めた後での雑音を出さないことが重要だ。

  4. トリルの数は数えよ
    適当な数のトリルは厳禁。そして音符は均等な速さで演奏しムラをつくるな。

  5. ゆっくりと弾け
    先へ進みたいという気持ちは誰でもあるが、この気持ちをとにかく押さえよ。とにかくゆっくりと弾くこと。100回はやく弾くのと、5回をゆっくり弾くのとでは、音楽の演奏の質が違ってくるし、結局は遅く弾いていた方が速く仕上がる。今までは大目にみてきたが、これからは雑に弾くと前には進ませない。

  6. 自分の演奏を良く聴け
    移弦時、ポジション移動時の雑音について、自分でも気づかない雑音というのはあってはならない。とにかく細心の注意を払い自分の演奏を良く聴くこと。それにはゆっくり弾くことだ。

  7. 耳年増には成るな。楽譜は初心に帰って読むこと
    君のように音楽を良く知っている人にありがちだが、ここはこんな感じだろうという予測で適当に音楽を演奏してはならない。楽譜は初心に戻りきっちりと読むことが要求される。


ということで気合いモード全開という感じの先生でした。ちなみに曲をどうするかと尋ねてみたところ。

「バッハの無伴奏がやりたい?。わかっていると思うが、重音が汚くなる演奏は許しませんからね。単音だけの曲にした方が無難。あなたにはザイツの協奏曲と考えていたが、まあよいだろう。できるかどうか見るから、来週までにさらってきなさい。こちらも曲選びで頭が痛いところだ。」

とのこと。曲選びは、ほんとうに難しいですね。
あまり簡単な曲にすると飽きるし、どうせやるなら技術的に栄養価が高いものにしたいが難しい曲だと、不安になりますしね。

こちらの候補曲としては、ブーランジェの夜想曲、ショスタコーヴィチの馬アブ、チャイコフスキーのメロディ、ラヴェル先生のクープランの墓、バッハの無伴奏から1曲。で日曜日に一通り弾いてみたのですが、どの曲もポジション移動が複雑で難しいし、音も高い。馬アブは、Des-Durでもっとも弾きにくい。ファーストポジションがほとんど出てこないし。

とりあえず、バイオリンの弦四郎丸は、バッハの無伴奏にしてくれと言っているような気がしたのですけど、さてどうするか考え中です。
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by ralatalk | 2007-07-23 01:55 | パガニーニへの道