クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第38回 雑音、それは作曲したことと同じこと

本日、台風がくる前の日で、雨が結構降っておりました。
レッスンの前にお借りしていた「ショスタコーヴィチの反抗」のDVDを美探先生に返却。とてもおもしろいDVDでしたとの感想を述べると、「買っておいてよかったDVDだったなあ。」と一言。

後、重大発表が、12月に発表会をやるのでよろしくとのこと。

「曲は何でも良い」とのことで、「ショスタコーヴィチにしましょうか」というと、
「ああ、無理。いや、何か曲あったかね。」
「簡単な曲集があるみたいですよ。」
「あ、そう。バイオリンは、ただメロディを弾くだけではダメだからね。」と先手を打たれてしまいました。30秒くらいの曲で済むかと思いきや、さすが先生。ということは、この文脈から判断して、「バッハの無伴奏バイオリン」で如何ですかなと、意気がってみたいところですが、手が出そうなのは、パルティータ1番のTempo di Boreaかパルティータ3番のガボット。この2曲のいずれかで勝負。
早速、家で弾いた見たところ、難しいけど、何とかなりそうという感触でした。




さて、本日のレッスンです。
どうもトリルがうまく指がまわらず苦戦中です。

  1. 基礎練習

    ・速く弾く練習
     とにかく脱力して、弾くこと。

    ・C-Dur音階の分散和音
     まずまずだが、もっと滑らかに弾けるようになるといいねとグサリ。

    ・オクターブ音階と3度重音
     これはいつもの通り。

    ・1弓音階
     1−2、2−3、2−4の指でのシフティングのための音階練習。

    ・篠崎教本2巻P49の6、7段目
     今回は、ピアノと一緒に合わせる。以外にも♭系をかなり高目で演奏して自分でもびっくり。私の場合は、相対音感なので、絶対的高さがわからんのですね。バイオリンの場合だと、♭系の音階になると、共鳴音が取りにくくなるので、この点は注意です。
     
  2. カイザー15番
    「いかんなあ。トリルの速さをもっと速くできないと。」
    現在修業中。でもあんまり無理すると指を痛めるので、練習は工夫が必要ですね。

  3. 鈴木教本3巻 :バッハのブーレ
    「重音の前の音、注意!。(移弦のとき隣の弦に触れて)雑音が入っている。」
    「いいですか。丁寧に弾きなさい。意識していようといまいと、曲に雑音を入れるのは作曲したことと同じこと。その時点でバッハの曲ではなくなるのです。そういう意味では無意識に雑音を入れるのが最も罪深いことなのです。」
     これには、かなり反省。自分でもわかっていて、「しゃあないか。ギターも雑音入るしなあ。バイオリンも許されるだろう」と軽く考えて直そうとしていなかったので、これは改めます。
    「3巻最後の曲。現在、70点のでき。80点以上になるように仕上げて来てください。」とのこと。
    厳しい。美探先生は、バッハのときは非常に細かく指摘が入るのです。

  4. 鈴木教本4巻 :ザイツ:協奏曲第2番 第3楽章
    この曲の要点を解説して頂きました。
    「スラー滑らかに。特に移弦時のスラーは気持ちをスラーと思って弾かないといけない。他の弓の返しの位置に気をつけて。」
    この曲は、バイオリンのために作られた曲なので、要所に重音、速いパッセージを入れて演奏効果を狙っていますね。

    ●追記

    バイオリンという楽器は、人のこころを映す鏡のようなところがあって、途中で難しくてダメだと思ったらその程度の音になり、難しいが最後まで弾き通そうとすると、それに応える音が帰ってきます。ピアノとかだと、1クッションある感じなんですけど、バイオリンは、すぐに反応してくるので、何が何でも弾き通すという「強い心」が大切なんですね。
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by ralatalk | 2007-07-14 19:16 | パガニーニへの道