クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第34回 まだまだ修業不足

美探先生が英国から帰国され、2週間ぶりのレッスン再開です。英国でのお弟子さんの演奏はなかなか評判がよかったそうです。お土産にアップルティを頂きました。
英国とはどういう国なのか尋ねてみたところ、

「完全な階級社会。上流階級の方は、日本人を含めて外人なんて相手にしていない。日本と仲が良いのはなぜかイスラエル人。つまりユダヤ人。なんか、民族の根本的なところで、少し似たところがあるのだろう。バイオリンは、圧倒的にユダヤ系優勢なんですけどね。」

とのこと。帰国後、お弟子さんの演奏会が7月にあるとのことで、お誘いをうけました。ブロッホなどめずらしい曲、邦人作曲家の作品もあったので、快諾させていただきました。

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さて、本日のレッスンです。
  1. 基礎練習 
    ・開放弦での分散
     弦をまだ押し付けて弾いている。
     ヒジが下がっている。
     D線とE線から行く移弦は、なるべくなめらかに角度を付けすぎないように。
     前よりは、ずいぶんとよくなった。50点だ。

    ・速く弾くための練習
     速く弓を動かすと体が揺れる。体の各部品がまだできていない。

    ・篠崎教本2巻P49
     小指の音程が低い。弓は全部使ってレガート。
     次回は続きの2段をやる。だんだんと弾きづらくなる。
     
  2. カイザー14番
    パターン1(装飾音をすべて16分音譜で演奏)はOK。
    本来のパターンの装飾音符の最後は、弓を止める。弓を止めるときに弓をかすかに上げるような感じで。装飾音の最後の音は音量が大きくならないように。
    装飾音を演奏していくとだんだんとテンポが速くなって来ている。落ち着いて。
    装飾音の長さは短く、すばやく。
    スタッカートがデタッシェにならないように注意すればOK。

  3. カイザー15番
    これは、トリルの練習曲。パターンは1、2、3はすべてやる。エチュードの中でも弾き辛い曲とのこと。美探先生による模範演奏があり。
    家に戻って演奏してみたのですけど、譜読みだけで2時間もかかってしまいました。フラットが4つも付くととても音程が取りずらくなります。

  4. 鈴木教本3巻 :ベッカーのガボット
    「サードポジション移動のところは、もっと余裕をもって演奏すること。」
    後で録音したものを聴き直すと、サードポジションのところでテンポが速くなってぎこちない演奏になっておりました。
    「サードポジションは使わずにファーストポジションだけで演奏してみて。」
    これは、いきなり言われたのでとても焦る。
    「音程に注意。サードで音程がうまくとれない場合はファーストで演奏してみて、音程を確かめてから安定したらサードで演奏すること。」
    「速くなる癖は、完全に直しておくこと。間がない。ゆったりとする演奏を心がけよ。サードポジションは十分に余裕をもって演奏できるようにしておくこと。」

  5. 鈴木教本3巻 :バッハのガボット
    「教本のボーイングは、相当うまい人がやるボーイングパターンになっているので、ボーイングを変更します。」
    なるほど、練習の時からなんか不自然なボーイングになっているなあと思っていたのですが、美探先生のボーイングに変更したおかげで、かなり弾きやすくなりました。
    「この曲は、冒頭のスタッカートをいかに切るかがポイント。」
    「伸ばす音は、余韻を感じて十分に伸ばすこと。」

今回のレッスン。最近流行のアニメのセリフを借りるとこうなりますかね。

「テンポが一定の曲において、サードポジション、ファーストポジションの瞬時の移動、そしてビブラートをかけている最中にポジション移動してもリズムと音程が取れていなければ、話にならん。ようはまだまだ修業不足ということだ。」

「そんなことは、わかっているさ。」

と言いたいところですが、まだまだですね。

以上
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by ralatalk | 2007-06-09 22:35 | パガニーニへの道