クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第21回 目指しなさい深い音

本日のレッスンの前に、美探先生からお言葉を頂きました。

「ビーバーの曲、聴きましたよ。久しぶりに聴きごたえする曲を聴かせてもらった。最近、若い連中からビーバーの名を聞く事が多くなったが、これは本物だ。まだ、しばらく貸してもらっていて良いかね。」
「もちろんです。いつでもお好きなときに返却してください。」
「次は、どの曲にするか。推薦曲はあるのかね。」
「次はブロッホのバイオリン・ソナタ第2番、ハイフェッツの演奏でお持ちします。この曲は、20世紀に書かれたバイオリン曲のなかでも最高傑作の一つです。」
「ブロッホか。やったような気もするが忘れた。ではお願いします。」



 まあビーバーに関しては、美探先生が気に入ることは100%予想しておりましたが、さて次は、どうですかね。ちょっと不明です。個人的にこの曲は、ドビュッシーの最晩年の室内楽と互角レベルで、クラシック音楽として頂点に立つ曲の一つと思っていますが、さて評価の程はいかに。

※ブロッホに関しては、以下のサイトを紹介しておきます。良くまとめられていますので助かりますです。

A Young Person's Guide to ERNEST BLOCH

では、本日のレッスンです。

大苦戦のカイザー9番でしたが、ようやくOKを頂くものの、次の第10番、分散和音の練習曲は、これは難しいです。音程が悪いことはわかっているのですが、指が押さえきれず、キー、キーとなってしまいます。「ほほう、この曲は難しいぞ。でも、当然、パターンは全部やりますのでがんばってやって来るように。」
とのことで、練習方法も考えてやらないと、次のレッスンまでには持っていけませんね。

本日の美探先生のお言葉
バイオリニストが最初の音を出したときに、そこに哲学がないといけない。
何も考えず弾いていては駄目だ。どんな練習曲でも心をこめて弾く事。これは前のレッスンで言った通りだ。次には、深い音を目指しなさい。どうすれば、美しく、かつ深い音になるのか、少しでも良いから考えて実践しなさい。その少しの努力が数年後には、大きなものになってくる。

レッスン内容は以下の通り。

  1. 調弦
    「駄目駄目、まだ駄目だ。そんな調弦をしていては。音はほんのかすかな音であわせなさい。不思議なものでバイオリニストの実力は、調弦のときからわかるものです。」
    それしても、厳しい。かなり音量を押さえて調弦していたつもりなんですけど、まだ駄目なんですね。

  2. ボーイング訓練
    「弓の先から根元まで、すべての神経を集中して。やわらかく、深い音をめざしなさい。」

  3. 重音(3度、オクターブ)
    これはいつもの通り。

  4. シフティング
    問題なし。

  5. 左手の訓練(篠崎教本2巻P48)
    「指の動きと、弓の動きにずれがある。ビシとあわせるように。とは言ってもまだ無理だろうけどね。そこを意識しておくように。」
    「音符が細かくなるにつれて、楽器が揺れだす。揺れる原因は、手首を動かしているからだ。指だけで指板を押さえるようにせよ。だいぶんとマシになったが、まだ意識が足りない。」
    「この練習曲は、指を痛めるのであまり熱心にやらないように。練習が終わったら手ををほぐしておきなさい。」

  6. カイザー9番
    「いいじゃないですか。OKです。」
    ようやく終わりました。この曲は全パターンを暗譜しましたからね。フウ〜です。

  7. カイザー10番
    譜面を読んできたものの、音にはならないレヴェル。分散和音がこんなに難しいとは思ってもいませんでした。先生の指の位置を手首の位置をじっくりと観察しておきました。美探先生の方は、
    「ほほう、ここにも、ここにもトンネルがある。これは難しい。」となんだか楽しそうに指摘されておられました。

  8. 鈴木教本2巻「トマ:ミニヨンのガボット」
    「よいだろう。合格だ。」

  9. 鈴木教本2巻「リュリ:ガヴォット」
    痛恨のエラーが2カ所あり、やり直しを命じられる。
    それにしても指の疲れがあったのか、小指でのB→Cへの移動、およびE線でのFの音程がほとんどF#に。カイザーの9番で疲れていたので、まあ仕方なしですか。

  10. ベートーヴェン:メヌエット
    時間がなくなり、少し、先生とあわせる。サードポジションをかける位置を確認。
    基本的に自分で考えてやってよいとのこと。


以上
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by ralatalk | 2007-02-18 23:33 | パガニーニへの道