クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第8回10月28日 ビブラートを教わる

本日のレッスンは、予定外だったんですが、金曜日の夜に美探先生から
「都合が付いたので土曜日にレッスンするが準備はよいか?」
との携帯からの連絡あり。
「もちろん準備はOKです。よろしくお願い致します。」
ということで13:30からレッスン。朝練を3時間やって美探先生宅へ。




今回は、結構たくさんのことを学びました。

1.ボーイング基礎
 「とにかく肩を使え、肩を使ったら直ぐに緩める。息を吸う、息を吐く。これが肩を使う極意。」
「左手と右手の動作が僅かずつずれているぞ。同時に動かす。意識しないで動かせるようになれ。」

2.カイザー5番
 「速く弾くとボーイングの細かい動きがおろそかになる。速度の指定は気にせず、とにかくゆっくり丁寧に。音楽に誠実でありなさい。難しいエチュードをいくら速く弾けたとしても音が汚ければ何にもならない。時間の無駄です。」

※次回はレガートのバリエーションで演奏すること。なるべく全弓で。弓を戻すときは、元弓まできっちり戻す事。
 
3.マカデウスのユダ(鈴木教本第2巻)
「全弓で。そうだ。良くなってきた。」
「これくらいの曲はどんどんやってもらいますよ。」
という事で、これは難なく終了。次は2曲目のバッハ。実は、鈴木教本第2巻は、すでに音取りは終わっています。難しいのがベートーヴェンとポッケリーニの11曲目と12曲目ですね。鈴木教本第3巻の方は楽しそうな曲が多いのでさっさと第2巻は終わらせたいところです。

4.3度の重音
「普通の先生ならまだこの段階では、3度はやらないが、私は教える。理由は手の形を整え、音程を奇麗に取るためだ。ただし、やり過ぎては駄目、手をおかしくするからね。」
「じゃあトンネルをやりますよ。」

※トンネルとは、BとGをそれぞれ1と3の指で押さえたままで、次にCisとAを2と4の指で押さえるエクササイズ。1と3の指の間を2と4の指で通す形になるのでトンネルと呼んでいるらしいです。
このトンネルは正確に手の形を考えて弦を押さえないと、他の弦に指が当たり雑音が出るので、かなり難しいです。美探先生はこれをスライドさせながら3度のスケールを演奏。
「すごいですね。」というと、他にもこんなのもあるということで、8度、10度の重音スケールを演奏してくれました。

5.ビブラートの準備
「そろそろビブラートをやるか。まずは弓を使わず、3の指だけを使う。まずは手首だけを揺らす練習。 ビブラートというのは、正確にかける必要があるので適当にかけていては絶対にうまくなりません。」
今まで禁止されていたのですけど、ようやくビブラートの修行のお許しが出たということで少しうれしかったです。

※美探先生に教わったのは手首のビブラートでした。
 最初、揺らすという感覚がわからなかったので、美探先生が私の手を持って指導。それにしても我ながらここまで手首が曲がるものだと感心。普段はこんな手首の使い方はしないですからね。やっぱり本で読んでいたのとは、全然違う感覚です。
指を弦の上で上下に滑らせるという感覚でかけるのですね。
 
追記:
明日は美探先生指揮の弦楽合奏のコンサート。
「美探先生のお弟子さん達がどんな演奏をするのか非常に楽しみにしております。」と言うと、
「全員が私の弟子ではないからね。でも私の言う事は良く分っているみたいです。特にチェロの子は、私の弟子ではないが、目が違っていた。演奏で一番重要なことは演奏を客観的に聴き、自分の弱点に気付く事。おそるべきことに、音大生であっても美しい音とそうでない音の違いがわかっていない人は非常に多い。そういう人は、私に指摘されると目をきょとんとさせる。」
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by ralatalk | 2006-10-29 00:12 | パガニーニへの道