クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第2回 9月9日

今回の美探先生のお言葉。

『美しい音、それは人を感動させることができるということ。』

本日、2回目のレッスン。
最近は、土曜日が待ち遠しいです。課題も仕上げていざ出陣。



今回のレッスンのメニューは以下の通り。

1.ボーイング基礎
 右手の指の運動、弓を動かしたときの右手の指の動かし方、肘の使い方、肩の使い方。弓の動きを細かく分解し、脱力ポイントを指摘。随分と指の動きは良くなったらしい。

2.アルページョ練習
開放弦での分散和音練習。肩の円の動きが重要。滑らかになるように。バイオリンには4本の弦があると思ってはいけないと前回と同様の指摘を受ける。

3.謎の練習(マルテレ奏法?)
A線とD線の両方をダウンボーで瞬間的に叩くように演奏。叩いた瞬間に弓を上げる。弓を上げる動作は、円の動きであること。叩く瞬間に右手の指も使う。このとき弓先も円の動きでないといけない。先生はこの練習の目的の説明はあえてしなかたが、いずれこの効果がわかるとのこと。

4.左手の練習
AH-HC-CD-DEとその反行系をスラーで、2分音符〜8分音符で先生と一緒に繰り返し演奏。速度をさらにあげて今度は、AHCDEの音列を演奏。これを各弦で毎日練習するようにとのこと。
※先生と演奏で音程が合っていないことが良くわかった。

5.ト長調のスケールと分散和音(ファースト・ボジション)
分散和音は練習していなかったので次回宿題。スラーも付けて来てくださいとのこと。

ここまでで40分間のレッスン終了。う〜、曲に入れませんでした。せっかく練習してきたのですけどね。

次回の宿題。

上記の5と、篠崎教本の「美しき変奏曲」。美しき変奏曲に関しては、模範演奏をしてくれました。よく考えてみれば、先生の演奏をまともに聴くのは初めて。どんな演奏なのかわくわく気分で聴かせてもらいました。そして驚きました。
想像していた柔らかく透明系音色の演奏ではなく、立ち上がりの鋭い切れのある音で一音一音がきびきびとしたごまかしの無い剛の音。いわゆるハイフェッツのような鍛えられた音。たぶんコンサートホールでは遠くの客席まで届く音になっているのでしょうね。このような剛の音なんですけど、弓を弦にガリガリと擦り付けないで、この音を出しているので驚きです。

美探先生はご高齢なんですけど、未だにこのような音が出せるのですから現役のときは、さぞすごい演奏をしていたのでしょうね。テクニックだけならうまい人はいくらでもいますけど、音楽の深みを表現する本物の音が出せる人は、それ程いないので、このような先生に学べて本当に幸福感を感じます。

レッスンの最後に先生の言った言葉を以下に示します。

『演奏するときには、常に美しくありたいと願いなさい。そして美しい音こそが人を感動させるのです。』

やっぱりこの先生はすごいです。感動しました。

追記:

 しばらくはボーイングの修行になりそうです。最近わかって来たんですけど、ボーイングが美しくないと音程にも相当影響するのですね。この2週間で随分と音が奇麗になってきているのが実感しています。それがうれしいですね。
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by ralatalk | 2006-09-09 22:45 | パガニーニへの道