ロイヤルオークファイバー
2006年 06月 10日
さて、今回は、ロイヤルオークファイバーということで、特別にお店に取り寄せてもらっておりました。3割引の5,200円というのは、高級弦としてはお安い値段。長持ちするらしいので、その分でも少しお得かなあという感じです。
早速、全弦の取り替えと駒の調整をしてもらって、試奏してみましたが、弦が伸びて安定しないのでお店では良く分らず。帰ってから3時間くらい弾いてみたところ、以下のような順番で印象をもちました。
1.G線のボリュームがすごい。
2.音は透明系で癖がない。余韻が多く共鳴しやすい。
3.E線は、高域に伸びがあり良い。
4.反応はかなり良い。
5.ハイポジションの音程が結構とりやすい。
6.各弦の音量バランスはG線が少し大きめだが、アンバランスという程でもない。
気にしているA線のバランスもエヴァ・ピラッツィと同様に良い。
マイナスポイントとしては、
巻き線の長さが結構、まちまちで不揃いなことで、少々かっこうが悪いですね。まああまりたいしたことではないですけど。
まだ、弦は安定というところまでは行っていませんが、もう少し様子を見てみる必要があるですね。
こうしてみると、今のところ、音質では雑味感たっぷりのオブリガートが好みですけど、各弦の音量バランスからすると、オブリガートは私の楽器の場合、悪くなるので、エヴァ・ピラッツィか、ロイヤルオークファイバーという感じでしょうかね。
エヴァ・ピラッツィの場合は高価で長持ちしないというのが難点ですけど、さてロイヤルオークファイバーはどこまで保ってくれるのでしょうかね。楽しみです。