人気ブログランキング | 話題のタグを見る

クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

ロイヤルオークファイバー

現在使っていたエヴァ・ピラッツィがかなりへたってきたので、弦を交換してみました。エヴァ・ピラッツィに関しては、なかなか私の弦四郎丸との音量バランスの相性はよかったみたいで弾いていて気持ちが良かったのですけど、音質的には、芯があって透明系で少しキツめな気はしています。
 さて、今回は、ロイヤルオークファイバーということで、特別にお店に取り寄せてもらっておりました。3割引の5,200円というのは、高級弦としてはお安い値段。長持ちするらしいので、その分でも少しお得かなあという感じです。
 早速、全弦の取り替えと駒の調整をしてもらって、試奏してみましたが、弦が伸びて安定しないのでお店では良く分らず。帰ってから3時間くらい弾いてみたところ、以下のような順番で印象をもちました。

1.G線のボリュームがすごい。
2.音は透明系で癖がない。余韻が多く共鳴しやすい。
3.E線は、高域に伸びがあり良い。
4.反応はかなり良い。
5.ハイポジションの音程が結構とりやすい。
6.各弦の音量バランスはG線が少し大きめだが、アンバランスという程でもない。
 気にしているA線のバランスもエヴァ・ピラッツィと同様に良い。

マイナスポイントとしては、
巻き線の長さが結構、まちまちで不揃いなことで、少々かっこうが悪いですね。まああまりたいしたことではないですけど。

まだ、弦は安定というところまでは行っていませんが、もう少し様子を見てみる必要があるですね。

こうしてみると、今のところ、音質では雑味感たっぷりのオブリガートが好みですけど、各弦の音量バランスからすると、オブリガートは私の楽器の場合、悪くなるので、エヴァ・ピラッツィか、ロイヤルオークファイバーという感じでしょうかね。
エヴァ・ピラッツィの場合は高価で長持ちしないというのが難点ですけど、さてロイヤルオークファイバーはどこまで保ってくれるのでしょうかね。楽しみです。
by ralatalk | 2006-06-10 22:55 | 楽器用小物