クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

アマチュアオーケストラのコンサート

バイオリンの師匠が出演されるというので以下のコンサートに行って来ました。

■オーケストラ ハモン 第13回定期演奏会
 2005年7月31日 すみだトリフォニー大ホール
 指揮:冨平恭平
 バーンスタイン:「キャンディード」序曲
 エルガー:エニグマ(謎)変奏曲op.36
 シベリウス:交響曲第2番ニ長調op.43

でコンサートの内容についてですが、このオーケストラはアマチュアとは言え、プロの卵たちの集団で、助っ人にプロも入れているようなセミプロ集団なので、ミスを憎んで音楽を憎まずという感じで少し辛く行ってみますか。

全体的に感じたのは、アマチュアレベルとしてはかなりうまいということと、聴かせどころはしっかりしていたという点。あと重低音重視の独特の癖のある音作りでした。弱点の方は、アマチュアレベルにプロオケのようなことを要求するのは少し酷かもしれないですが、指摘しておくと以下のようになりますかね。

1.木管楽器
 特にフルートとファゴットが音量が不足していましたね。クラリネットは普通かな。オーボエはプロ?がいるとみました。奏者に技術的なレベル差があるのでアンサンブル的にまとまりが今ひとつですかね。まあこのオケの補強課題でしょうかね。

2.トランペット&トロボーン
 全盛期のシカゴ響もびっくりするような爆音演奏。これはこれでいい持ち味なんですけど、ハーモニーのバランスが悪いですね。外声を吹いているのか内声部を吹いているのか、弦楽器とのバランスはどうかなどを考えながら演奏しないと、クラシック音楽の場合はとたんに曲を壊すことになってしまいますね。まあアマチュアの演奏ではよくあることですけど。でも金管楽器奏者の気持ちはわかります。

3.ホルン
 セクションのまとまりは、なかなかよかったですね。全体的にマーラー的なホルンの音を目指しておられるのでしょうか。多少の音外しはありましたけど、いい感じでした。

4.弦楽器セクション
 印象としては、チェロ群が全体を引っ張っていて重低音重視の音作り。ちょっと古めのサウンドですけど、これはこれでドイツ系の音楽をやるにはよい感じなんでしょうね。逆にバイオリンセクションは、透明系というか淡い感じで、バイオリンセクションの音作りが、チェロ群と同一の方向だともっと厚みのある弦楽セクションになるような予感がします。

5.打楽器
 ティンパニは結構、曲を理解して演奏されているようでこのオケで一番良い感じがしました。叩き方が安定しているのと、音程も良いし、曲によって音色を選んでいるというのが好印象。

以上、いろいろ書き過ぎましたかね。これで嫌われることが多いのですけど、音楽の前では嘘はつけない損な性格なんです。今後のご健闘に期待しております。

●蛇足
帰り際に、よく聴こえてきたのが、「安心して聴くことができた」という声で、まあ確かにという感じで安定した演奏でしたね。アマチュア演奏ははらはらするのもおもしろいのですけどね。
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by ralatalk | 2005-08-02 02:13 | コンサート