クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

Sibelius6日本語バージョン到着

いろいろ紆余曲折の末、ようやくSibelius6日本語バージョンが到着。
今回のバージョンアップは期待するところ多く、楽しみにしていました。現在の音楽ソフトに関しては、ほとんど進化の余地がないくらい機能アップしているので、バージョンアップといっても御布施を払い込むようなもので何もうれしいことはないことが多いのですが、Sibeliusに関しては、新しいソフトということもあり、まだまだ改善の余地があることもあってこのバージョンアップは歓迎。おそらく、このバージョンでひとつの到達点に来たのではないでしょうね。概ね満足です。




それにしてもですよ、他のソフトのバージョンアップにはうんざりですね。
フィナーレの最新版なんて何の魅力もないし、迷走するDigital Peformerも心配。インタフェースが大幅に変更されてしまうし、バグがてんこ盛り。DP6であまりにもひどい状況だったのにもかかわらずDP7バージョンが早速でてくるという仰天もの。何でお金を払ってまで、バグ修正のテスターにならねばならないのかと思うわけです。変な新機能よりもバグがなく、さくさく動くバージョンこそ望まれるソフトです。私のような者にとっては、4.61バージョンで充分。安定して一番使いやすいバージョンです。

 と愚痴モードになりましたが、Sibeliusの場合、特にスラーが二次元曲線から三次元曲線になったことがうれしい。楽譜の場合は、微妙なスラーを書くことが多いので、ここだけがFinaleに劣るところと感じていたので評価したいところ。ただ、三次元曲線になったことで、細かい調整をすることが多くなったので、イージー入力というSibeliusのコンセプト的には、少しマイナスですかね。次回のバージョンでは、より望ましい形でスラーが入力できるようにはなってくるのでしょうね。

現在、手間だと思っている部分は以下です。Sibeliusの場合は、後打音が入力し難いのです。

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Sibeliusには、後打音という概念がないので、後打音を入れるには、トリルの後にあるA音の前打音として、後打音のFとGを入力。これを前の小節に移動しなければなりません。しかもここで難しいのは、トリルのG音から後打音のFへスラーが入っていますが、これを連結するのが簡単にはいかないのです。スラーを付けるとまずは、A音にスラーがかかるのでこれを、うんショと移動するのですが、今回の6バージョンの新機能として、マグネティック レイアウトがあるため、これが邪魔してうまく望む位置にスラーがおけないのです。

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ということで、これを上の譜面のようにするには、結構骨の折れる作業を要求されます。
しかも苦労して入れて入力したにもかかわらず、パート譜は元のまま。パート譜の修正も必要となります。

すごく面倒なので、Sibeliusにも後打音という概念は不可欠だと思います。
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by ralatalk | 2009-11-23 01:09 | 楽譜ソフト