クラシック音楽を中心にしたポスト現代音楽のためのブログ


by ralatalk

第121 指板を叩け

本日のレッスンにて、思わぬ依頼を受けました。

「明日、弟子のバイオリンを購入する下見に行きたいのだが、一緒に行きませんか。予算はちょっと少ないのだが60万円くらいを言われています。」

先生のバイオリン選定には、すごく興味があったのでご一緒することにしました。都内のバイオリン店を4件程を見て回ったのですが、さすがにくたくた。バイオリンの場合は、100万円以上とそれ以下のクラスでは、かなり差があるので、60万円クラスの楽器となると見つけるのが困難。先生は、口では誉めていながら、少し触れただけでこの手の楽器は一回弾いて終り。仕方ないので、もう少し予算を足してもらって、70万〜80万クラスの楽器にしてもらうことにして、ようやく2丁見つけてきました。




1丁はフランス製、もう1つは掘り出しものでクレモナの楽器。どちらもホールの遠くに音が飛ぶタイプ。この価格帯でよくこんなのがあったなあと、我ながら感心。探せばあるもんなんですね。

後は、先生のレッスン室にバイオリンを運んでもらうようにお店の人に頼んでおられましたが、私の提案で、100万円クラスを2丁持って来てもらって、最終的にお弟子さんに選ばさせるとのこと。悪い事は言わないですけど、ローンを組んで、このクラスを選んでおいた方が将来的に良いと思いますけどどうなんでしょうか。弦楽器は弾き込んでいって年月が経てばだんだんと良い音になってくるのですが、その伸び具合が、良い楽器だとまったく違うのですね。

ちなみに新作の手工バイオリンだと80万〜350万くらいですが、100万を越えるあたりで良いバイオリンがたくさんあります。おもしろいことには、350万くらいする楽器が、100万の楽器よりも音がはるかに良いということはないです。要は作家の知名度の相場ということですね。特に若手の作家の場合は、気合いを入れて最高級の材料をふんだんに使う場合が多いので、かなり良いバイオリンを手に入れることができます。また日本人作家のものにも良いものがたくさんありますね。←さりげなくリンクしてあったりして

●追記
選定するには、時間と労力がすごくかかるので、楽器店のコネがない先生に頼む場合には、それなりに謝礼しないと気の毒ですね。⇒問題発言なのかも? でも楽器選定は、本当に大変なんで、お気楽に頼むものではないですね。

本日のレッスンは以下の通りです。

  1. 運指の基礎
    三和音音階、オクターブ音階。
    セヴィシック:No.2。3ページ目の3〜5。
    「レガートがはっきりしない。指板をもっと叩きなさい。さらに、叩いたときにきちっりと音程が合っていないといけませんよ。」ということで、弓を持たない状態で、指板を叩く練習をする。意外に弓を持っていないと、叩けないものなんですね。

    ★新技  オクターブ音階の3オクターブ。
    「これやってみますか」ということで、オクターブ音階の3オクターブを実施。上がるよりも下る方が難しい。次回の宿題となりました。

  2. 音階練習
    E-mol。分散和音のところでミス。やり直し。

  3. ビブラート
     ビブラートが最適にかかる肘、手首の位置を確認。
    「もう少し高速なビブラートがかかればいいんだが、もう少しだなあ。」
    とのこと。

  4. ハイドン:バイオリン協奏曲の第四番 ト長調 Hob VIIa:4
    全体を通す。駄目なところは、アクセントを後ろにもってくることと、不必要に音が大きくなる部分が多いとのこと。フレーズの意味を考えて、丁寧な演奏をこころがけること。

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by ralatalk | 2009-03-22 23:44 | パガニーニへの道